まんまるログ

融通性か?和・洋・中・無国籍・ジャンクとなんでも食べる胃袋と脳みそ。

人間は遺伝子の乗り物‥だと思います。

2014年04月27日 | 日記
次男の話だが…名前は陶太という。
仕事は完璧にこなしたいA型。

与えられた仕事は、早いし、100点満点でこなす。
影に隠れている努力は見えないし…見せない。

いや、いや、心の中はきりきりでかりかり‥だろうなぁと思っている。
陰ながら。

「そうきりきりでもないよ」「俺は俺やし」
世間一般、下済みの仕事を馬鹿にはしない。というか下済みの仕事しかこない。
体力仕事もこなす。3Kだからこそ人間の仕事。

「でも3K出来ないって若者は多いよね。会社入ってきても1週間でやめる。そういうのが解らんし、解りたくもない」

紅顔の白面郎だが、精神は〝泥足〟‥そのものなんだろうと思う。

食べ物の好き嫌いが多い…あぁ 合歓さんとそっくりである。

これは、人間の好き嫌いにも通じる…母は陰ながら改善を祈っている。

性格の芯が固く、人の言う事など聞かない。

山火事ブラザーズの話には、ひとしきり笑っていた。

「兄貴は兄貴やしな」「俺は俺やし」終始冷静。

マイ・ペース。客人が多い我が家でも、日常の‥陶太‥そのままで対処している。
崩れない。

兄弟だから容姿も雰囲気も似ていると思うが、性格は違う。
当たり前の事だろうけど、すごく不思議。

生物学者のリチャード・ドーキンスは「生物は遺伝子によって利用される"乗り物"に過ぎない」という比喩表現を使った。
人間は、遺伝子を父母両方から半分ずつ受け継ぐ‥そうである。

親子・兄弟1/2、叔父伯母・姪甥・祖父母・孫1/4、いとこ1/8となるそうで。
染色体中に一定の順序で配列されて各々一つずつの遺伝形質を決定し,両親から子孫へ。
細胞から細胞へと伝えられる因子。

二重らせんだとか、DNA、ゲノム、染色体等…遺伝学者や生物学者におまかせするしかない。
難解です。ピンとこない。

兄弟がそれぞれ‥両親の良い所をたくさん。面白い所もたくさん。悪い所は少し。
理不尽に対しては、心のナイフで対処する所。
人の良い部分を見るように心がける所。法螺吹きである、根拠はないが自信だけがある所。
(似ているなぁ)
怠慢、努力が出来ない所。いきあたりばったり。無知の涙を流すところ。
(似て欲しくはない。これは母の大いなる〝願い〟だが)‥

だけど全部ひっくるめて受け継いでいるんだろうと思う。

〝願い〟の部分をDNA(遺伝子)と染色体に託す事はできない。

親の思い、心情の部分と塩基組成分析を基にして考えられた二重らせんは 比例しない。

生化学も物理学も遺伝子学もすっとばかして、宇宙に放り投げてみる。

それでも人間は遺伝子の乗り物‥だと思います。

兄弟二人とも 親に似ている。

運動能力、体型、思考、性格、癖、嗜好。

二人ともが親のどちらかに色濃く…似通っていてそれぞれ別の人格を創っている。