まんまるログ

融通性か?和・洋・中・無国籍・ジャンクとなんでも食べる胃袋と脳みそ。

合歓さん…食事当番

2014年04月22日 | 日記
 たこ焼きは美味しい。

合歓さんは、お好み焼き、モダン焼き、焼きそば、タコ焼きが大好き。
大阪育ちである。
食べる事も作る事も得意技。

この所、地元産のタコが手に入ると、タコ刺しとたこ焼きになる。

今日は長野から友人のSさんがくるというので…朝から張り切って材料調達。

100個…いや 150個以上は焼く。



たこ焼きを焼いて何十年?熟練のおてて…です。

バターが油変わり。昆布茶、タコ、小エビ、しょうが、天かす、小葱、青のり、カツオの粉…
こんにゃくの駒切り。ちりめんじゃこ等。

トッピングも出汁も合歓さん独自のこだわり。普段から気が短い。技を出す時はもひとつ短い。
口ははさまずに全部おまかせ。

焼く楽しみ、返す楽しみ、焼ける音を聞く楽しみ…食べる楽しみ…楽いっぱい。

わぁわぁわいわい しゃべりながら…美味しい。お腹いっぱい。も進む。

友人のSさんはヨガと整体の達人。立ち姿も座位も共に無駄が無く美しい。
二十年来のおつきあいになる。

生っ粋の自由人で…インド、ネパール、チベット、バリ、ヨーロッパ各地等を放浪した経験を持つ。
今は長野の山で整体を生業としているが、年回2回はインドまで。師匠について指圧の勉強に余念がない。
料理も大工も瓦直しも、ギターも…プロの技を持つSさんだが、謙虚の衣を着ている人格者。
我が家の雨漏りも直してくれたし、Uさんの家の台所もリフォーム。
和式の厨房がプロバンス風に変わったしぃぃぃ。
大根ピザ(大根ってピザにあう)やパスタ(茹で方もトッピングも絶妙)も美味しい。
だいたい、出来る人は出来る事が当たり前。当たり前すぎて自慢する事もないのだと思う。
本人は自分の事をちっとも謙虚と思ってないし(そりゃそうだわ)、人格者とも思ってない。
役立たずの私が、密かに思っているだけの事。

えぇっと、役立たずの私と言う言葉に過敏に反応する人もいる。
書いている本人は役立たずが悪いなんて思っていない。

たこ焼き焼いてる合歓さんも、食べて笑っているSさんも、息子のそうるも、とうたも…
…私も…お互いの存在がお互いの役に立っている。
と…思う。
しかし青い惑星…地球…から見ると、人間の存在なんて環境破壊するだけの カス。
役立たずである。

そんなことなどとなんの関係もなく…朋あり遠方より来る。
まぁ あれやこれや(昔語り)の話題で盛り上がる。

お酒も美味し。話も美味し。

肴も美味し。筍のお刺身、烏賊のお刺身。もちろんたこ焼きも。

夜が更けていく。

フリーダムとリバティの違い。

合歓さんには、幾万言つくしても理解できない。

そのまんまで天国(地獄)煉獄のどちらかに行くしかない。

「合歓さん、一人で逝くのはいいけど、僕ら仲間を引っ張らないでよ」

笑いながらSさんが言う。その言葉がとてもやさしい。

「人間はねぇ、自分の死期が認識できない人が多いと思う。だからアルツハイマ―になっちゃうんだろうと思うんだよ」
「そうなると、尊厳なんて言葉は意味がないでしょ」
Sさんは言う。私は答える。
「尊くおごそかで侵しがたい・それが尊厳やろぅ…痛い、いたたたたたぁぁぁ。」
「辞書の受け売りとスローガンはいらないよ」
「呼吸を深くしてぇ‥身体を重力に預けて…」…整体指圧を受ける。

「利く~」右腕の骨折で右肩の凝りがひどい。「喋ると色んな筋肉を使うから静かにねぇ」
凝り凝りをほぐしていただく。

やはり、プロの技は違う。

再び夜が深くなりゆく。

お休みなさい。





 



















































コメント (2)
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