ボードゲームを始めよう

ボードゲームは知的で楽しく、子供から大人まで楽しめる

マニラをインストする

2005年06月30日 23時41分00秒 | インスト
マニラをインストしてみましょう。
ルール・データはこちら
名古屋EJF
play:game

1、どんなゲーム?
マニラは3つの船が港までたどり着くか、
着かないかを予想して賭けていくゲームです。
賭けるってイメージより「予想する」って言った方が近いかな

2、ゲーム根本の流れ
まず、港湾管理人を決めます。
管理人は
○株券を買うことができます。
○4つの商品から3つ選びます
○船のスタート位置を決めます

管理人から1度目の配置を行います
1度目のダイスを振ります

管理人から2度目の配置を行います
2度目のダイスを振ります

管理人から3度目の配置を行います
案内人の処理を行います。
3度目のダイスを振ります

精算処理を行います

このとき株券の買い方、船のスタート位置、海賊船、案内人、保険代行人、精算の仕方の説明はあえて省きます。全体の流れを把握してからの方が整理しやすいと思います。

3、細かい部分の説明
全体の流れを先に説明したことによって、
管理人の美味しさがなんとなく伝わっているはずです。

管理人の決め方を説明しましょう。
といってもオークション方式なので簡単ですね。
ただし相場が難しいです。
私としては、手持ち金額を15~10ペソ残すくらいかなぁと思っています。
↑買う株券の株価も考慮す。
30ペソ以上つぎ込むときは株券と相談です。
でもこれは私sirouのコツです、
その場、その人達の相場があると思うので
あえて相場はインストしないほうが良いと思います。

管理人の特権。
株券の購入、商品選択、スタート位置を説明しましょう。
※株券は最低5ペソ支払う
※闇市の相場スタート位置は0より手前です。
※スタート位置は合計9にしなければいけません。

配置の説明
管理人から1箇所だけ配置してきます。
ここで各場所の説明をしていきましょう。
船の説明
船に配置するといくら貰えるのか、
自分のコマが2つあるとどうなるのか
例を挙げて説明しましょう。

港と造船所。
3回ダイスを振って14以上になると思ったら港に、
13以下になると思ったら造船所に配置。
さらに、その数も予想できます。
※Aに配置されてなくてもB、Cに配置できます。
  Aに配置されてないとB、Cに配置できない、
  と勘違いしちゃうケースあり

案内人の説明
※3回目のダイスを振る前にアクションを行う
※普通案内人→高級案内人という順番
※高級は2艘を1歩づつ前or後ろに
  または、1艘を2歩前or後ろに。

海賊船の説明
※2度目の移動後と3度目移動後の違い
※案内人の移動では海賊は発動しない

保険代理人の説明
※造船所に配置コマが無くても銀行に支払う
※自分のコマが配置されていたら相殺

4、株券・闇市の説明
これがけっこう大変。
最終得点計算において、株券は重要。
つまり株券を買うことのできる管理人は重要、
港に着くと株価が上がるから
商品の選択、船のスタート位置を決める管理人は重要

10ペソで買って、20ペソになれば、10ペソお得。
事前に買ってて2枚持ってればさらにお得だ。
この辺を考慮して管理人の掛け金を決めるといいかもね。

ここで終了条件をインストしましょう。
ゲーム根本の流れで触れても可。


セオリーとコツ
このゲームは
どこまでをセオリーとしてインストに含むか。
どこまでをコツとしてプレイヤーに委ねるかが微妙。

どこに置くのが金額が高いのか
結局のところダイス目なのでわかりません。
だもんであまり口出ししないのがインストのコツです。

議論を呼ぶのが、株券の価値と管理人の価値でしょう。
これも万人の価値観は異なるので
口出しせずに見守りましょう。

最後に
マニラはダイス運があるので、どちらかというとパーティゲーム。
本来「賭けゲーム」ですがコンポーネント、様々なルールによって
うまーく「賭け」というイメージは隠れています。
配置や株の配置で真剣に考え、
ダイスロールで熱狂できる。そんな楽しいゲームです。
運と戦略のバランスは良いと思う。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿