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ボードゲームを始めよう

ボードゲームは知的で楽しく、子供から大人まで楽しめる

オリジナルボードゲームを考える4

2004年09月24日 20時39分10秒 | オリジナル
手順進行と移動の処理は、プエルトリコ・サンファンタイプにあやかることに決定。手順もスタートプレイヤーが移動するスタイルを採用。
コンポーネントは少ない方が、いろんな面で良いと考えました。

そこでやや改良。
特権を選んだプレイヤーだけではなく、選んだ仲間(ドロボー仲間、警官仲間)全員に適応させるのはどうだろうか・・・これによるメリットはコンボがいたるところで発生すること、仲間を助けることができること。デメリットは「え?なんでそれ選ばへんの?」というプレイヤー間での変な空気。うま~いバランスで特権を設定しないとダメっぽい。

警ドロ、缶ケリ、その複合であるあるあるーな状況。
カンを蹴る、物陰に隠れる、塀に登る、塀の上を歩く、手錠をかける、銃を撃つマネ、連行中に逃げ出す、物音を出しフェイント、全力疾走、大声を出す、人んちの敷地に入って怒られる、犬に吠えられる、カンがカミナリ親父んちの窓に直撃

これらを特権にしたらええんちゃう?カンが親父んちの窓直撃とかは無いか・・・

サンファンのように生産・売却的なことがない代わりに盤面上に紫建物的ないろんな効果をつけてあげて、こっから攻めると面白いとか、距離は近いけど難しいといった面白さがあるといいかも~、またアクションを選ぶ際順番によってコンボ的な要素が生まれればベター。とにかく盤面の作成が重要ですなー


続・365日のボードゲーム

2004年09月15日 17時27分24秒 | オリジナル
お店でカレンダーが販売されはじめ、タイムリーなので今回は以前投稿した365日のボードゲームの続編を。

安易な気持ちで考えてきた365日のボードゲームですが、よくよく考えてみると、1ヶ月を10分でプレイしたとしても120分かかってしまうことに気がつく。120分では重いゲームの部類。意図としてはサックリできることを目標としているので、プレイヤーの誕生日の月と1月、12月のみでプレイする(およそ)半年モード、1~6月の上半期モード、7~12月の下半期モード、そしてがっつりプレイしたい一年モードとプレイモードを分けてみました。

残念なことに冬のコミケは申し込みが締め切ってしまたので、こちらでゲーム用カレンダーを用意することができません。万が一遊んでいただく場合は皆さんでカレンダーを購入していただいて、必要事項を書き込んでいただき遊んでいただくスタイルとさせていただきます。万が一ね・・・

カレンダー購入のポイント
カレンダーは1ヶ月ごとが1枚(又は裏表で2ヶ月分)のものが望ましく、1日分のマスが大きいものが良い。また切り取るタイプではなく、リング状になっていて、折り返せるものがよい。
六曜(大安・仏滅・・・)、代表的な国民の休日、イベントが入っていてもよい。

用意するもの
ゲームデータの記載されたカレンダー
1、1、2、2、3、3、4、4、5、6が書かれた紙を人数分(トランプ、カードゲームなどで代用可)
カレンダー上に配置するコマを人数分
得点を記す紙と筆記用具(カルカソンヌの得点盤代用可)
一年の計カード
プレゼントを表す何か、人数分
スタートプレイヤーを表す何か。
プレイヤーは3~6人(くらい)、4人以上が望ましい。

おおまかなルール(半年モード)
プレイヤーの誕生日を発表します。この時、1日生まれの人は7日に、その月の最終日生まれの人は一週間前を誕生日会の日とします。
ジャンケンでスタートプレイヤーを決定します。手順はスタートプレイヤーから時計回りに行います。
1月1日のマスにプレイヤーコマを置いて準備オーケーです。

一年の計カードを引きます。
内容は、月に2回、水曜日のピアノのレッスンを受ける。などといったものです。これをこなさないとペナルティを受けます。

ターンの手順
数字の書かれた紙を1枚出し、その数だけ日にちを進めます。
全てのプレイヤーが移動したら、得点を計算します。
得点は有名な行事ほど高く、マイナーなものは低くなっています。
一つのマスに2つ以上のコマがいたら、そこにあるコマ数分得点が加算されます。
得点を受け取ったらスタートプレイヤーを表す何か、を左のプレイヤーに渡します。

行事は早いもの勝ちです。
それまでのターンに行われた行事はそれ以降のターンには行われません。ただし、1日に複数の行事が重なっていることがあります。その場合、それまでに行われていない行事は行うことができます。

行事は選択することができます。
水曜日にお稽古があるプレイヤーは、水曜日の行事を行わずにお稽古を選ぶことができます。

誕生日会
誕生日会は誕生日のプレイヤーがそのコマにいる時に行われます。
誕生日以外のプレイヤーはプレゼントを持ってくることができます。プレゼントは得点計算の時、1つにつき2点が加算され、誕生日のプレイヤーとプレゼントを持ってきたプレイヤーがもらうことができます。プレゼントを持ってきていないプレイヤーはプレゼント分の加点が無く通常の得点計算を行います。

クリスマス
誕生日会と違って早いもの勝ちです。誕生日と同じようにプレゼントによる加点があります。

プレゼント
休日にその日の行事を行わないことでプレゼントを買いに行くことができます。プレゼントは、一つしか持てません。またプレゼントを持っていても誕生日会やクリスマスで使用しないことを選ぶことができます。

12月31日
ゴールとなります。一年の計による得点の増減を計算し、一番得点が高いプレイヤーが勝者となります。同点の場合は、一年の計で得た点が少ない方が勝者です。


こんな感じです。ルール、行事データ、一年の計カードデータは近いうちにサプリメントで紹介いたします。テストプレイを重ねた結果ルールが変更される場合があります。


オリジナルゲームを考える3

2004年09月11日 21時59分38秒 | オリジナル
カン蹴り・警ドロ
手番の進行と移動の処理はどうしたもんだろう。候補を考えてみた。

手番進行
1、追う側のプレイヤー→追われる側のプレイヤー→交互に行う。
2、追われる側のプレイヤーが全て行動してから、追う側が行動。

2では追われる側がやや不利。しかし、「隠れる」等の特殊効果でバランスを取ることができる。1ではお互いの力バランスが均衡している。サンペテやサンファンのように、スタートプレイヤーマーカーのようなものも巡回していく方法もある。手番の件は一時保留。

移動の処理
1、ダイスを使用する。
2、決まった数字以内でしか移動できない。
 2-1、キャラクターによって移動数と特殊効果が違う。
 2-2、暗闇のフロアのように2種類の移動数がある。
 2-3、マス目によって増減がある。
3、数字の書かれたカード(又はパネル)を手札として使用。
4、移動数やアクションを選択する。

1、は通常のスゴロクと同じ。ダイスによって幅が様々に変わります。ランダム性が大きい。

2、は様々なヴァリエーションがあります。
2-1、は犬の生活のように、コマがそれぞれ違う。ただしプレイ人数を限定してしまったり、シンプルではなくなる。
2-2、はそのまま、暗闇のフロアは裏表で合計7になるように数字が決まっていて、その数まで移動することができる。裏表の合計は7でなくてもいいかも。シンプルかつある程度の思考性がある。
2-3、はその他の候補と組み合わせてもいいかもしれない。坂を下るときは移動数+2とか、猛犬の横を通る時は移動数ー2など。

3、はお化け屋敷ゲームとほぼ同様。カードに歩数を表す数字や、「隠れる」、「塀を登る」などを書く。これを手札として何枚か持ちそれを使用して行動する。引きの運に左右されるがバリエーション多彩

4、これはプエルトリコサンファンのように、行動を選択するタイプ。行動には全員が行えるアクションと選んだ人でけが行える特権がある。まるっきりパクリやな・・・。例えば、アクションは3歩まで移動できる。特権は隠れることができる。というパネルがある。といった感じ。ちょっとユルイかな・・・

イメージとしては、追われる側は、カンに近寄りたいがあまりに寄ると捕まる。追う側は、遠くまで捕まえに行きたいがあまり遠くへ行くとカンを蹴られる(盗られる?)といった感覚を、ゲームに投影させたい。実際のゲームでは細道や塀伝い、塀の上といった「地形」をうまく使うことも醍醐味の一つ、よって2-3は採用してみる。ということは移動の処理はシンプルなものがいい。さらにもう一つの要素があって組み合わせることができれば面白いか・・・

実際のゲームでは、警ドロの場合、警察に捕まっても腕力で逃げることができていた・・・、そういった要素もあり、ここは慎重に決めたいので次回に持ち越し・・・こんなブログでいいのかしら・・・


365日のボードゲーム

2004年09月08日 22時00分07秒 | オリジナル
一年中ボードゲーム三昧!

というわけではなく・・・それでもいいんですが、私の友人がこのブログを観て、こんなの考えたんだけど作ってよ。と言うので紹介します。すでにいろいろと私がルールを加工した後のものです。

カレンダーを盤面とし、1月1日の元旦から12月31日の大晦日まですごろく形式で進むゲームです。勝利条件は「思い出ポイント」が高い人が勝ちです。設定は小学生。 毎年ちがった盤面を楽しむことができます。一応2005年度版ということで。

プレイヤーは、1、1、2、2、3、3、4、4、5、6が書いてあるパネル(全て足すと31になる)を受け取り、これで1ヶ月づつ進んでいきます。一度使ったパネルはその月に1度しかつかえません。うまく自分の止まりたい日に止まれるように工夫しないといけません。

スタートは元旦。ここで1年の計を決めます。
男の子か、女の子を決めます。自分の誕生日を発表します。1月1日か2月29日生まれの人は1週間先か、後(をどちらか選ぶ)とします。そして「一年の計カード」をランダムで引きます。(まだ具体的な内容は決めてません)気に入らない人は旧正月の日にとまって引きなおすことができます。2005年の旧正月は2月9日。

被る日もありますが、
国民の休日(全14日)、節句(全5日)、エイプリルフール、クリスマス(イヴ)、バレンタインデー、ホワイトデー、お彼岸、春分、秋分、夏至、冬至、土用の丑の日、父の日、母の日、敬老の日、終戦記念日、七五三など。
立案者はマイナーなもの、くつしたの日とかも入れてほしいとのことです。勉強になるから。たしかに。でもゲームと関係ないものはそのマスに書くだけになってしまうかも・・・それでも勉強になりますよね。

その他学校行事や地域行事
卒業式、入学式、遠足、授業参観日、開校記念日、運動会、音楽祭、文化祭、テスト、クラブ活動、プール、春休み、夏休み、お盆、冬休み、花火大会、夏祭り、収穫祭、修学旅行、席替え、席替え?まぁ良し。こんな感じです。特定の日が決まって無くても、好きにイベントを起こせそうです。

また六曜(大安、仏滅、友引、赤口、先勝、先負)も出てくることがあります。6月の友引は親戚の結婚式だったり。

さてどうやって思い出ポイントを貯めるかと言うと、行事の日に止まればいいだけです。ただし、その日に多くプレイヤーコマが居るほどポイントが高くなるのです。またある程度組み合わせがあって、(こどもの日とひな祭りとか、バレンタインデーとホワイトデーなど)これらもそろえるとポイントが高くなります。

一見すると、皆決まったルートをたどりそうですが、「一年の計」が絡んできたり、誕生日、習い事、お手伝い、などそのプレイヤー特有の行事もあり、同じルートをたどりそうにない。ように作成します。
まさに日本でしか成しえないゲーム。これだけ様々な行事があるのは日本くらいなのでは?いやはや考えているだけで面白そうです。しかもルールだけ公開して盤面すら売らない(ユーザーが実際にカレンダーに書き込む)というチーパスもビックリな荒業もできます。
よぉしがんばるぞー!


オリジナルゲームを考える2

2004年09月07日 20時55分55秒 | オリジナル
題材は警ドロ、カン蹴りで決定。
テーマはそのまま警ドロ・カン蹴り。一つのゲーム盤で警ドロ、カン蹴り、その複合が遊べたら最良。ボードの絵柄はドラえもんに出てくる空き地を中心とした住宅地を、ほぼ真上から見た構図にほぼ決定。場合によってはもっと時代を古くする。

さてこのゲームの最初の問題は「隠れる」をどう表現するか、です。
警ドロは主にドロボーが、カン蹴りはオニ以外が隠れます。
さあ、どう盤面で表現するか・・・

ポイントは、プレイヤーにコマが全て見えてしまうと、隠れることができない。かといってコマを排除しスコランのように全員が行動した手順を書いているようではダメ。うまいことプレイヤーとコマの視覚をシンクロさせられるか。

1、実際にコマが見えない(コマが無い)・・・これは論外。

2、盤面の住宅や塀にある程度の高さがあり、
  プレイヤーにとって実際にコマが隠れる。
  ある意味リアルに一番近くなるかわりに、
  カンを蹴るというアクションにかなりの工夫が必要。
  さらに、実際にやれば?というツッコミが期待できる。

3、コマが平たい盤面のどこかに隠れるギミックがある。
  コマも平たくすれば、盤面にポケット状の隠れ場所をつくり、
  そこに入れる。プレイがイチイチ面倒にならない工夫が必要

4、ターン等によって、ある時は見え、ある時は見えない。
  人んちの敷地に入ったらコマを取り除き、
  細かい位置はわからない。
  特殊な行動によって何ターンかコマを取り除ける。

本当の警ドロ・カン蹴りに近づけるなら2がベター。高さを出すなんらかの工夫があればいい。例えば森の影エルグランデの塔のように組み立てればいいわけだ。なら盤面を森という設定に・・・って、それじゃあ森の影じゃん。それにいくら立体的な壁で隠しても、プレイヤーが少しずれて観てみれば無意味。今気づいた・・・

ボードゲームがリアルと同じじゃつまらない、現実がデフォルメされて、非現実な世界を楽しめることが醍醐味だと思う。
よって4を選択。これによって、ただ追いかけっこするのではなく、ある程度駆け引きや、戦略性が出てくるなら良し!
ただしあまりにも元ネタから離れないような工夫が必要とみた。

ネットで「チーパス」の存在を知って、こーゆーのもアリなんだーと感心しました。そしてゲームを作成するという枠が少し広がった気がします。実は同人ボードゲームをやったことも観たこともなく無知でした。罪だなぁ・・・迷宮キングダムでカードをユーザーにコピーさせる手もあるんだ~と変な納得。むしろそれが同人ボードゲームのようです。肩張っていた自分が恥ずかしいナリよ。

例えばコロレットってRaに似てるよね~みたいに、
○○○って警ドロ(カン蹴り)に似てるよね~ってのがあったら今のうちに教えてください。早めならダメージも少ないっす。
でも日本で警ドロゲーム出てるんですよね・・・こちらも内容ご存知でしたらどなたか教えてくださいまし。