陽が傾き始める頃から歩き始めることにしているが、カメラに収めるには制限を受ける。
昨日は、日中から曇っていたので歩きの態勢で表に出たら、雨がポツリポツリと・・。
諦めて引き返し、本でも読みながら雨雲をやり過ごそうと畳に寝転んで本を読んでいたら眠ってしまった。
目が覚めた時は、雨も止んでいたが夕食間近で相方からストップがかかった。
結局いつもより遅い時間から歩きに出た。
(橋の袂におまじない?)
田んぼコースへの橋の袂に、おまじないだと思うが妙なものが竹の先にぶら下げられていた。
(タコ?)
タコに似た藁の造り物で、足らしきものもちゃんと8本ある。
形は違っても、ほぼ毎年どこかに掲げられるので、きっと豊作祈願か天候に関する禍除けだと思う。
ただ、田んぼとタコの関係が私の頭では推理不能。
(日暮れの農道)
滑走路のように真っ直ぐな農道を、直角に周りながら歩くとちゃんと歩数計算が出来る。
昨日見かけた猫を探したが、残念ながら面会は叶わなかった。
仕方がないので、背伸ばしの運動などを交えながら夕暮れのたんぼ道を歩く。
(雲仙普賢岳)
熊本平野と有明海を挟んでいるとは思えないほどの距離感で雲仙の山々が見える。
(雲仙と金峰山系のシルエット)
有明海を挟んで雲仙岳と金峰山、小学生の頃の地図帳では共に活火山の表記がなされていた。
最近はどういう表記になっているのだろうか、金峰山はともかく雲仙の方は普賢岳の火砕流災害は記憶に新しい。
この時間帯の空の変化は、数分間でまったく様相が変わる。
(マジックアワー)
変化に富んだ空の色が、たまたま居合わせた水を張られた田んぼに映り込む景色が素晴らしくてパチリ。
何処かの写真ブログで、こうした時間帯にオレンジ色に輝く飛行機雲を撮したものをつい先日見た。
その作者が、マジックアワーと称して公開していた。
マジックアワーには、時間と場所と場合というタイミングの重なりが必要。
この水を張った田んぼも、実は先般の豪雨災害で水没した水田の跡なのである。
しかし、数分もするとこの風景はなくなる。
黄色からオレンジ色そして、赤が目立つ頃になると山の輪郭もハッキリしなくなってくる。
夕方の空を見上げての9000歩のショータイムが終わると、夜のとばりが降りてくる。
「人は水泉下の人は黄泉を汲む」・・・しろ猫
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