旅行ネタで食いつないで何が悪い、などと独り言をいいながら、性懲りも無くまたその一席。
鎌倉に行って鶴岡八幡宮ははずせない。
大仏と鶴岡八幡宮はサウジとメッカみたいなもの。
で、神社詣での基本は手洗い口すすぎから・・・。
ところがそこに外人さんのツアーらしき集団がどっとやって来た。
まあこんな具合で興味津々組とおっかなビックリ組で付近は順番待ちの状態。
我々の順番が来て柄杓を取り片手ずつ洗って最後に手のひらに水を汲み口をすすぐという一連の動作をするのを、沢山の眼が集中して追っかけてくる。
真似をする人、隣の人に教える人などさまざまで、異文化を体験してみようと果敢にチャレンジしようという姿勢は立派。
柄杓の中に手を突っ込んで指先を洗おうとしていた男性が慌ててこっちの方を見て真似をしていたのが印象的だった。
こういった所謂宗教施設ともいうべきものに対する異教徒として対応は大いに参考にすべきてんもあるのではないかと思う。
私がバチカンやメッカを訪れることは考えにくいが、これらの施設内でのとるべき態度はおそらく八幡宮を訪れたキリスト教徒やイスラム教徒のそれと同じように郷に入って体験することだと思うのだ。
宗教は人々に救いと幸せをもたらすことを目的に生まれたはずだ。
宗教紛争などというが、宗教自体が問題なのではなく、宗教を利用した統治など人間の側に起因する紛争や弾圧が後を絶たないのが問題だ。
先進国から開発途上国まで、その報復の連鎖は止まるところを知らない。
ここで性懲りも無く、また一句。
「神様が 聖戦などと 言うものか」
人間みな仲良くせよとおっしゃった筈だ。
ところが不思議なもので、懐かしく読んではいるのですが、その場所や景色を思い出すよりも、その場所で起こったことを思い出すんです。
ああ~そういえばあそこであんなことがあったんだっけ・・とか。(笑)
旅行って行けるときに行かなきゃ駄目ですね。
これからもどんどん行って楽しんでくださいね。
一廻り終わったら、ポイントを絞った旅行にしたいですね。
機会を求めて行かないと、そのうちになどと言いながらとうとう行けなくなってしまいそうで・・・・。