暑中見舞いだニャン
最近は暑中見舞いを出すことも貰うことも無くなった。 昔は、吉田拓郎の「我がよき友よ」だのキャンディーズの♪暑中お見舞い申し上げ~ます♪など、普通に聞いていたが・・。 暑中......
去年の夏は暑かったのだろう。
一年前の記事も猫が見舞いに来た話。
今年はずっと雨続きで、今日の最高気温は25度という話。
それでも、正午前後は雨も止んで、空も少し明るさが出てきた。
ひどい雨も今日が最後で、明日からは普通の夏に戻るのだという予報。
一日一回以上は、猫がやってくる。
去年は暑中見舞いでよかったが、今年は降雨見まいというか豪雨見舞い。
ちょっとした小降りを見逃さないところはさすが。
去年よりも、ややほっそりとした感じで猫としての敏捷さを取り戻した。
この春までは、肥満気味で猫としての精彩に欠けていた。
猫につられて庭に出る。
緑の葉っぱに白い葉脈が自慢の「青鴫立」というモミジも、この時期にはすっかり葉が痛んで上の方から枯れて落ち始める。
みっともないので、枯れたり痛んだ葉を手でむしり取ってやった。
そのむしり取った後に、若葉が芽を吹き始めていた。
この若葉は、春先の若葉と違って一回り大きな葉っぱとして育つ。
春からの葉っぱは、紅葉しないまま枯れて落ちてしまうが、新しい葉っぱは晩秋には紅葉して楽しませる。
これからは逐次緑を失った葉っぱを除去する作業を繰り返す。
種類の違うモミジを鉢に植えて庭の隅に置いているが、これは2ヶ月くらい前から薄っすらと紅葉している。
ただ、秋以降のような本格的な紅葉ではない。
山から取ってきた櫨の木も、かなり紅葉している。
連日の雨にもう蝉の声も聞こえないし、秋だと言われても違和感のない気温の毎日がつづく。
だが週間天気予報の表では、明日からはキッチリ30度以上の日が連続している。
夏に弱い私としては、雨ばかり続いてなどと文句を言っているが本当は助かっていた。
今年は食欲も落ちないし、体重もそこそこキープしている。
てなことを書いているうちに、またもや雲が厚みを増してきた。
歩きは多分駄目だろう。
猫と同じで、恨めしそうな顔をして空を見上げてみる。
雨が降らなくて、涼しいなら言うことはないのだが・・。
「同じ花去年と違う場所で咲く」・・・・しろ猫