植物は概ね季節を先取りして私達に教えてくれるもの。
しかし一年前のブログサービスを見ると、随分とその時期には開きがあることが判った。
去年はもう1ヶ月ほど前には咲いていた「百日紅」がやっと咲き始めた。
アップして、随分沢山咲いているように見せかけているが、実はここまで咲いているのは1枝だけ。
例年は、梅雨の時期には雨に濡れて重たくなった枝が垂れてきて、門からの通行を邪魔したりしていた。
今年はまだかと人間に急かされてのご開花。
(アベリア)
そこへいくとアベリアは、一年中咲いていたような印象がある。
隣との境界にあったものだが、震災を期に隣家の新築と境界ブロックの再建で全部処分した。
ただ、小さな株を植木鉢に移し、車庫の屋根の下になる部分に置いておいた。
以来毎年、屋根に保護され季節感も無く咲き続けている。
今の時期が一番花の数が多くなるところをみると、やはり今が季節の花かと。
(ハイビスカスの挿し芽)
鉢植えのハイビスカスが、枝が伸びすぎたので剪定した折に、小枝の先端を2本だけ地面に挿しておいた。
当てにもしていなかったが、枯れもせずにまだ緑を保っている。
左側の挿し芽は、先端に花芽がついていたのでビックリ!
これで花が咲いたら二度ビックリ!
梅雨の時期の、水分が多い時期を乗り切ったというだけで、これからの猛暑が勝負どころ。
ささやかにイチゴが花を咲かせ、葉っぱの陰で見えなかったがイチゴの実も赤くなっていた。
目立つように引っ張り出してパチリ。
(ゴーヤの花)
ゴーヤは幾つか花を咲かせたが、相方に言わせると雄花ばかりでものになりそうにないという話。
しかし、良く見ると小さな実がついているのもあって、希望は持つべきだと。
(姫柚子の実)
希望が絶たれたのは姫柚子。
たった1個の実だったのに、木の根元にポトリと・・・。
敢えなく本年の柚子のお楽しみも、来年に持ち越し。
もっと小さい頃、実のついた鉢植えの姫柚子を植木市から買ってきたのに・・。
何と言うことでしょう、地植えで格段に生育環境は良くなった筈なのに。
多分、剪定要領が悪いのかも・・と少し気になりだした。
放置して駄目、手をかけ過ぎて駄目などと、折り合いが難しいのは植物も同じ。
「辛いとも言わずに枯れる鉢の花」・・・・しろ猫