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カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

久々の笑い声が・・・。

2016-06-26 09:51:21 | 熊本地震
 地震で外壁や店内に被害を受け、再開の見通しも立っていないスーパーの駐車場にテントの設営が始まったのは2~3週間前からだったと思う。

 傾いたアスファルト面に木製の床を水平に張り付けたり、空調設備の工事が行われているのをスーパーが仮店舗で営業するのかな等と噂しながら眺めていたのだが・・・。

 
 (設営中のテント)

 昨夕前を通りかかってみると、やたら賑やかな笑い声などが聞こえてきたので覗いて見た。

 
 (開設された屋台村)

 沢山の人がなにやら楽しそうにテーブルで食事をしたりビールを飲んだりしているのが見えた。

 入りきれないのか外の駐車場でビールを飲んでいる家族もいた。

 聞けば、大きなテントを区切ってテーブルと椅子の広い飲食スペースと、仮店舗として入居した色々な店があるらしい。

 そう言えば隣の散髪屋さんが新聞で紹介されて、やっとお得意さんに迷惑をかけなくて済むと話していた記事があったことを思い出した。

 近所のお茶屋さんも店舗が壊れて通信販売のみに限定されていた商売が、お客さんとの対面販売が出来るので嬉しいと言っていた。

 限ぎられたスペースに沢山の人が押しかけた。

 進まない瓦礫処理・仮設住宅の完成や引っ越し、水害など暗い話題ばかりで気持ちがふさぎ込みがちな生活が長く続いているので、明るい話題に皆が飢えている。

 厳しい現実や見通しの立たない将来などで下を向いた人々は、少しの希望や明るい話には敏感なのである。

 私的には「益城から元気を・益城に元気を」のフレーズには小さな声でしか応えられない。

 昨夜は、小さな組織の小さな機関紙の編集がやっと終わった。

 家を失ってそれぞれの場所で孤立しながら生活している人達にうまく届けばいいのだが・・・。

 
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