我が町の南側一帯に山が連なっておりますが、その内の比較的高い山を町の名を冠して〇〇四山などと称しています。
この4つの里山を機関紙で会員に紹介しようと、一山ずつ登ってみて紹介することにしているのです。
前回は中腹に古いお寺のある、この地域では比較的知名度の高い山を紹介しました。
今日は残りの山を一気に一日で登る計画を立てて、おにぎりとカメラをもって午前中から車で家を出ました。
小さな機関紙だし、会の活動も行事も決まり切った事ばかりで変化に乏しいので紙面を埋めるのに四苦八苦しています。
4つの山を紹介し終わるのに1年はかかるので美味しいネタではあるのですが・・・。
しかし過去の2山は比較的楽な山でしたが、今日の2山は標高もさることながら登山道の整備状態が悪く悪戦苦闘をしました。
(途中の接近路からすでに複雑をきわめます)
ここは左が正解です。
(ここは登っている舗装どうろは数キロ先で行き止まり、で右の未舗装が正解)
(分岐点にはまったく標識はなく、右側が正解でした。)
一般の車両の進入を鎖で止めた林道を歩くと、まったく道路側に向いていない登山道の標識をたまたま振り返った視線の先に発見、振り返らなかったらと思うと・・・。
けもの道のような、というより明らかにイノシシなどの足跡がついている木々の間の道を小枝をかき分けながら登った先に「三角点」などを見つけるとホッとしました。
しかし、けもの道ゆえに彼らの都合のよい方向にも延びているので注意しないと、とんでもないところに誘導されてしまいます。
下山の途中で2回ほど、誤った沢の方向に降りてしまい、元の位置へ戻るのに苦労しました。
入り組んだ沢や稜線、視界を阻む樹木など天候・気象を十分考慮し、登山の時間帯など条件の良いときに登らないと里山といえど危険がいっぱいであると感じました。
これに狩猟の解禁などが重なるとイノシシにだって間違われかねませんから・・・・。
今日一日を紹介記事を書くための爽やかな一日にしよう等と思った考えは甘かったというのが実態で、里山探検になってしまいました。