今日から秋の彼岸の入りだそうですね。
山鹿市の番匠地区の棚田の彼岸花は有名です。
色づいた棚田の畔にはぐるりと彼岸花が植えられて正しく秋真っ盛りです。
昨夜は旧暦8月15日で中秋の名月とか・・・・。
満月で迎えるのは、あと十数年後らしいですが、そこのところがよく分かりません。
旧暦は月の満ち欠けが暦の基本になっていると思っていたのですが、どうやら太陰暦の事で太陽暦との整合から修正された旧暦とは多少異なっていて、満月でない8月15日が結構多いということでしょうね。
それにしても昨夜は雲も無く、昼のような明るさでした。
グランドのナイターといい勝負していました。
ちょっと風が強すぎて水面に映る月は揺れていました
稲穂も頭を垂れて最敬礼・・。
煌々と輝く月光に照らされて二階の窓から見る付近の屋根瓦が光っていました。
「待宵月」「立待月」「寝待月」など、月の出の時間の変化を人々の待っている姿勢から表現してしまう日本人の繊細な感性が面白いですね。
もっとも、今時は効率一辺倒な大人やゲームに興じる子供たちには縁の無い世界かもしれませんが・・・・。
昔の人達が創り上げてきた風雅な言葉も、やがて死語になってしまうことでしょう。
ちょっと、と言うか、かなり残念ではありますが・・・・。