一休宗純
破天荒な生涯から様々な逸話が生まれ江戸時代に人気を集めた。
坊主頭のとんち小僧といえば、アニメの一休さんを思い浮かべる人が多いだろう。無理難題を突き付けられても機転を利かせて見事に切り返す一休さん。だが、モデルになったお坊さんがとんち小僧とは程遠い奔放過ぎる奇人だったことはご存知だろうか?
とんち小僧一休宗純は室町時代、後小松天皇の子として生まれたと伝えられており、大寺院である大徳寺の住持を務めた。出自や経歴からは真面目な僧侶のように見えるが、実際は戒律を破って、酒を飲んで肉を食らい、男女を問わずに淫行に走り、ドクロを持ち歩いて正月の挨拶に回るという破天荒な人物だった。だが、こうした奇行には、戒律を破って偉そうにしている偽善的な僧侶を非難したり、死という現実が必ず訪れることを暗示していたりと、実は奥が深い。また、自由奔放に生きながら常識破りの詩集をつくって文化人にも影響を与えており、とんち小僧以上の傑物だったことがひしひしと伝わって来る。
教科書も間違っていた 歴史常識のウソ
人物にまつわるウソ
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