アイスランドポピー(シベリアヒナゲシ、Iceland poppy) Papaver nudicaule
安らぎ 慰め
為善不見其益、如草裡東瓜。自応暗長。
為悪不見其損、如庭前春雪。当必潜消。
為悪不見其損、如庭前春雪。当必潜消。
善を為すも其の益を見ざるは、草裡の東瓜の如し。自ずから応に暗に長ずべし。
悪を為すも其の損を見ざるは、庭前の春雪の如し。当に必ず潜に消ゆべし。
「自然の摂理」
善行をしても、そのよい報果が目に見えないのは、例えば草むらの中の瓜の様なものである。
それは人には見えないけれど、自然に成長して行く。
これに対して、悪事を重ねても、その悪い結果が分らないのは、例えば庭先に積もった春の雪の様なものである。
それは知らないうちにいつの間にか消える様に、必ずその身を滅ぼしてしまう結果になる。