太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

シアトル組、来る

2024-08-10 15:22:33 | 日記
シアトルから、義兄夫婦がやってきた。
今回は、オレゴン州に住む甥2もガールフレンドとともに来て合流。

義両親の家を増築中なので、彼らはカイルアに家を借りた。
クラシックな造りの、古いけれど素敵なビーチハウスだ。
ビーチが目の前。
私も夫も仕事があって忙しいので、少ししか一緒に行動できない。
義兄家族はとにかく行動派で、寸暇を惜しんで1日に何度も泳ぎに行ったり、ジッとしていることがない。
だから予定を詰め込まずにのんびりしたい私たちは、少し行動を一緒にするぐらいでちょうどいいのだ。

カイルアのいつものビーチ



ひと泳ぎしてくつろぐ夫

泳いだあと、ビーチのシャワーだけ浴びてそのままハイキングに行った。この時点で私たち夫婦にはありえない設定。私たちならビーチとハイキングは別の日だ。
ちなみに彼らは旅行だから詰め込むのではなく、普段からこのスタイル。
うちの村にある滝を見に行く。
40分ほどのトレイルで、険しくはないけれど、雨の後だったので相当にぬかるんでいた。
靴の中まで泥水が入って、歩くたびに音がする。子供のころを思い出すなあ、こういうの。
水の中で履ける、ビーチシューズでくればよかった。
義両親の足元を見ながら進む。
滝に到着

滝つぼで子供たちがプール遊びをしていて、のどか。

甥2とガールフレンド

甥2に会ったのはなんと7年ぶり。
彼が大学に入ったころで、今はオレゴンで教師をしている。ガールフレンドのニッキはナースで、彼らは共同で家を購入し、一緒に暮らしている。
甥2に初めて会ったとき、彼はまだ8歳かそこらで、母親の後ろでベソをかいていた。

「あの時さ、シロが何を言ってるのかわかんなかったよ」
「何言ってんの、私だってあんたが何を言ってるのかわかんなかったよ」

腕白でおもしろかった子供は、頭が良く、ユーモアがあって、気配りができる大人になった。
甥2と義姉
義姉は小児科医だ。
常にクールで頼れる存在。

義兄は12月に、また単身でハワイに来るという。
彼は5月にも一人でふらりと来たばかりだ。
義両親もともに80歳になり、まわりの友人たちに比べたら格段に元気だけれど、年齢を思えば何があってもおかしくない。
義兄も、たぶんそう思って頻繁に親に会いに来るのだろう。
この数年で私の両親はすでに亡く、義姉の父親が昨年他界したから、その思いは強くなったのだと思う。
義兄と義父

彼らはいつものようにワーッとやってきて、ワーッと過ごして、風のように去っていった。

「ふー!帰っちゃったわねえー」
「さみしいような」
「ちょっとホッとしたような」

シュートメと顔を見合わせて、少し笑った。