太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

パリ オリンピック

2024-08-12 07:05:21 | 日記
オリンピックが終わってしまった。
期間中、オリンピックばかりみていたから、終わってしまうのはさみしい。
ブレイクダンスが種目にあるのは、ちょっとした驚きだった。
もちろん、アメリカ主体の報道しかないから、日本の活躍はほとんどわからないけれど、ブレイクダンスで女子が金メダルを取ったと聞いて、誇らしくなる。
ブレイクダンスが種目になるのだから(試験的にしても)、いつか相撲が種目になってもいいのにと、相撲好きは思う。

協議の合間に、選手の背景などを説明されると、その選手がにわかに身近に感じられてくる。
競技の直前に、選手たちは目を閉じて何かをつぶやいたりする。
彼らの神に、あるいはもっと近いだれかに祈っている。
このブログのカテゴリーに「天使に出会った実話」があり、
私たちには天使がついていて、いざというときに助けてくれるという実話を集めてある。
オリンピックの同じこの場所で祈っている全員を勝たせるわけにはいかない。どんなに強く祈っても、ここで勝つというシナリオがない選手は勝てない。

天使に出会った実話を訳していて思うのは、
もしあの時天使が引き留めてくれなかったら事故にあっていた、というようなとき、
助かった人がいる一方で、その事故に巻き込まれた人もいるわけで、
巻き込まれた人の天使はどうして助けなかったのか、と。
そこでそうなる定めだったから?
魂の世界では、死ぬことは悲しいことではないというのはわかるけれど、
人間にしてみれば死は別れであり、その人生の終わり。
いくら、そうなることを決めて生まれてきたと言われても、生まれたときには忘れているのだから、釈然としなくても仕方がない。



パリの街並みが映ると、2年前に行ったパリを思い出す。
エッフェル塔の下にある公園が、ビーチバレーのコートになっていた。
トラック何百台分だろうという量の砂を、このあとどうするんだろう。
閉会式の最初に出てきた公園は、パリで行ったどの公園よりも好きな場所だった。
オリンピックの裏側では、いろいろと悪い噂や話もあるようだけれど、
無事に終わったのだから、いいところだけを見て記憶に残せばいい。