太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

ハワイは冬

2018-10-16 08:09:29 | 日記
この夏は、ハワイは平年にくらべてかなりの雨が降った。

本来なら夏が乾季で、冬が雨季になるんだけども、今年は乾いた冬になるでしょう、と

新聞に書いてあった。

どうだかな。

私が住んでいる東海岸は、あまり関係ないかも。


日曜日は、東海岸もすかっと晴れた。





暑そうだけど、暑くない。

暑くないけど、海で泳ぐほどにはあたたかい。

偏西風が吹き寄せて、涼しい風が1日中吹いている。

朝と夜は肌寒いほどで、タイルの床が冷たいと感じるようになった。

ノースショアの波が20フィートだとニュースで言っていた。

ハワイは夏から冬になったのだ。



晴れた日曜の朝、ビーチで泳ぎ、画材やに行って、 ROSS に行った。

ハワイに来たことがある人なら、きっと知っているROSS。

MACY’Sなどのデパートで売れ残ったものを、格安で売っている店で、

コーヒーや調味料からキッチン用品、おもちゃも洋服も靴も、インテリアも家具もベッドカバー類も化粧品もなんでもある。

新品が格安で買えるのだから、いつも混んでいる。

洋服類は、残念ながら私のサイズがほとんどないので、ジュニアコーナーに行くが

それほどいいものに出会ったことはない。

子供服は、ROSSで買うのがいいかもしれない。4ドルぐらいからある。

ここではスターバックスのコーヒー豆や、チアシード、アボガドオイルなどを買う。

オーガニックの店だと20ドルぐらいするチアシードが5ドルぐらい。

枕も、デパートでは買えなくなった。

ROSSで買った枕と同じもの(7ドル)が、MACY’Sで50ドル以上していた。

だからROSSに行くのは大好きなのだが、今まで車で15分かかる場所にあったのが、

8分で行けるショッピングモールにオープンしたのだ。

これは行かずにいられようか。

ROSSのほかにも新品を格安で売る店TJ MAXが、ホノルルにある。

TJ MAXには、自然派の化粧品が充実していて、キッチン用品も種類が多い。





ROSSで買った、新しい爪とぎ。

チーズケーキたちは新しいものが大好き。

床に置くなり飛びついて、がりがりばりばりやっている。

いいなァ、きみたちを見ていると幸せな気分になるよ。






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うっかりはちべえ

2018-10-14 17:58:34 | 日記
ハワイのユニクロで買った、てろてろのワイドパンツは、そのまま履くと長すぎて

松の廊下になる。

日本のユニクロと同じように、ハワイでも丈直しをやってくれるのだが(縫い目が外に出ていいなら無料、

縫い目を隠すなら有料。こんなサービスはハワイじゃユニクロだけだと思う)

待っている時間もなかったので自分でやることにした。

長さを決めて、マチ針を打って、ちくちくと縫い始めた。

この調子ならそれほど時間がかからずに終わりそうだと思い、半分ほどきたところで

表側の縫い目を確認しようとしたところ、輪になる反対側の布も一緒に縫い付けてあり、

これでは足が入らない。

半世紀あまりも私をやっていると、こんなことでは驚かなくなった。

この程度のことは数知れずやってきた。



日本に住んでいた時、冬に備えて毛布を出すとエリをつけた。

最初の結婚時代は、毛布は直接肌にあたるものだったので、

顔の部分にくるところにタオルを縫い付けて、汚れたら洗えるようにしていた。

これは私の母だけがやっていたのだろうか。

ベッドの上に毛布を広げ、長めのスポーツタオルで縁をはさむようにして

四つんばいになって縫い付けてゆく。

途中で糸をかえながら、ようやく縫い終わって毛布をもちあげたら

下のシーツまで一緒に持ち上がってきた。

ごていねいに毛布とシーツを縫いつけていたのだ。


しばしガックリと肩を落としたあと、

気を取り直して糸をほどき、ベッドに座り込んで毛布を膝の上に乗せて縫い始めた。

自分の服を一緒に縫い付けていないか、ときどき持ち上げて確認することも怠らなかった。

毛布は2枚あるのだ。

ちゃっちゃと終わらせないと肩がつまる。

服もシーツも縫い付けず、やっとエリを縫い終えた私は、ふと思った。

(このスポーツタオル、やけに短いんじゃないか?)

タオルの縁から、毛布の端までの距離が妙に長い。


私はわかってしまった。

私が何をしたのか。


私は毛布の長いほうの辺にタオルを縫い付けていた。


それも、1度糸をほどいて。


さすがの私も、気力が萎え、怒りすら沸いてきた。

その冬は、エリなしで過ごしたような気がする。





てろてろワイドパンツは、無事に裾を直した。








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「SALT」に行った

2018-10-13 20:12:27 | 日記
カカアコ地区にできた商業ゾーン「SALT」に行った。

カカアコは、倉庫や車屋などがある、なんでもない地区だったのだが

倉庫の壁の派手な壁画が話題になり、目を引く壁画があちらこちらに描かれるようになった。

そしてぽつぽつと小さなカフェができはじめ、数年前に店が集まった建物ができた。

その建物の名前が「SALT」だ。

そういうものができたらしいのも、壁画のことも知っていたが、初めて行った。




2階たての建物に、レストランやカフェ、ブティックなどが入っている。





チョコレート専門店。

手作りのチョコレートを売っていて、試食ができる。

うすーい封筒状の袋にちょっぴり入ったチョコレートが、1300円ぐらい。

美味しいけど、高いかなあ。


花屋と雑貨屋が一緒になった店がある。

エアプラントを入れる、てのひらにおさまる小ささの陶器の器が4000円。

その器を入れる、布でできたカバーが4400円。

ブティックも数件あったが、見えない空気の壁があって入れない。

カフェは外にテーブルが出ていて、日本人の旅行者が数人、携帯電話をいじっていた。

以前、カイルアに長いこと店を開いていたレコードショップが、ここに移転していた。

手作りソーセージの肉屋もあった。

ビール専門のバーがあり、カイルアにも店があるカフェがあった。

そのカフェでアイスコーヒーをクレジットカードで買ったら、

かわいい女の子が決済の画面をくるりとこちらに向けて、にっこりと笑った。

画面を見ると、アイスコーヒーの値段の下に 『15%・20%・25%・NO THANKS』と書いてある。

チップを選べ、というのだ。

カフェでコーヒーを買って、チップ?

運んでもらってもないのに?

NO THANKSを押したいのは山々だが、かわいい女の子が私を笑顔で見ている。

しかたがなく、15%を押した。

こんな見栄坊な私の気持ち、わかるかナァ。



おしゃれなものが少ないハワイで、ここは少しおしゃれかも。

おしゃれだけど、私には居心地があまりよくないかも。

田舎のほうがほっとするのは、田舎くさいものばかりの中で暮らしているからか。

おしゃれなカフェでお茶したい、とかぜーんぜん思わなくなったもの。



壁画の写真を撮っているのは、これも日本人ばかりだった。

きっとガイドブックに取り上げられているのだろう。

この地区は、実はあまり治安がいいとはいえない。

ちょっと前に、日本人の旅行者カップルが、壁画の写真を撮っていて

ドラッグをやっている地元の不良たちに殴られて、病院に運ばれたという事件があった。

たまたま不良がいるところに出くわしてしまったのだと思うが、

なるべく人がいるところを歩いたほうがいいと思う。












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麦茶

2018-10-12 18:31:41 | 日記
子供の頃、夏に外から帰ってきて、あるいはお風呂上りに飲む、

冷えた麦茶のこうばしく、美味しかったこと。

麦茶といえば夏、スイカと麦茶、花火と麦茶、いつだって夏の思い出には麦茶があった。

母がやかんで煮出した麦茶を容器にいれ、氷の入った洗い桶に浸けて荒熱をとる。

たまに作りすぎて容器に入りきらず、筒型のタッパウェアや、コップにいれたものが

冷蔵庫に入っていることがある。

それが問題の元。

家族の誰もが、麦茶だと思って そうめんのツユ を飲んだ経験がある。

余った麦茶を、いつも違う入れ物に入れる母も母だが、

麦茶とそうめんのツユは、なぜあそこまで酷似しているのか。

麦茶の味を期待した脳が、口に広がるツユの味に瞬間的に凍りつく、あの感じ。

麦茶の季節はそうめんの季節でもある。



私は毎朝、コーヒーを飲む。

大き目のマグにたっぷり作り、たいてい飲みきれずに3分の1ぐらい残る。

その残ったコーヒーを、夕食のあとに飲む。

「冷めたコーヒーなんて」

「12時間以上放っておいたコーヒーを飲むなんて」

という声は聞こえないことにする。

アメリカ人は、冷蔵庫にあった冷たいピザを朝食に食べるのが好きなのだが

「げっ 冷たいピザなんて」

と私は思う。思うが、あまり口に出しては言わなくなった。

朝の冷めたコーヒーを飲むのも、たいして変わらないんじゃないかと思うからだ。



とにかく、昨夜のことだ。

朝にいれた冷めたコーヒーの入ったマグを持って、ソファに座り、一口飲んで吐き出した。

なにかまったく違うものの味がする。

見た目はコーヒー、でも塩気があって青臭い味。

「なに入れた?」

今夜、夕食を用意した夫に聞いた。

「なにも入れてないよ。なんなの?」

「なんか変な味がする。嗅ぐ?」

「いやだよ、そんなもの嗅ぐの。きもちわるいなあ、捨てなよ」

いったいこの液体はなんだ?

まずいけど、どこかでこの味を知っているような気がしないでもない・・


「オリーブ!!!」


夕食に、缶入りの黒いオリーブが入っていた。

すると夫が言った。


「あ、そういえば、缶をあけたあと、汁をそこに入れたかも」


完全に犯人じゃないか。

それをなんだ、きもちわるそうに体をよじったりして、物忘れもはなはだしい。

だいたい、そこに入っていた私の朝のコーヒーはどうした?

「私のコーヒー、どうした?」

「コーヒーなんか入ってなかったよ」

そういやその日の朝は、珍しくコーヒーを飲み干したんだった・・・・

たんなる物忘れなのか、夫婦そろっていよいよ老人性のアレの前触れなのか、

昔は笑って済ませられたものが、なんだかすっきりしないお年頃なのである。














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『笑っていいとも』

2018-10-10 08:12:44 | 日記
日本人の友人と焼き鳥屋に行った。

King Streetにある『とりとん』という店で、以前に前を通りかかって

いつか行ってみたいねと話していた。

日曜の夕方5時頃に行くと、ほとんどのテ-ブルは予約席で埋まっており、

予約客が来る6時半までなら席がとれるという。

これは美味しい予感。

焼き鳥以外のメニューが豊富で、揚げ茄子のなめこおろしだとか、たたききゅうりだとか

出てくるお皿はどれもこれも美味。

居酒屋大好きな夫は大喜びだ。

こんな日本人経営の、おいしい日本食を食べさせてくれる店が増えてきたのは喜ばしい限りである。

それもワイキキではなく、少し離れた場所にあるので行きやすい。

次々に入ってくる客はほとんど地元に住む日本人、そして日本人の連れのガイジンが二人。

うちの夫含めてガイジン3人。

日本人が美味しいと思うものは同じなのだなあ。

店の中はリトルトーキョーだ。




さて、その店にテレビがあって、日本の番組をライブで放送していた。

ハワイが日曜の夕方5時なので、日本は月曜のお昼どき。

司会は、どこかで見たことがある男の人だ。


「あの人誰だっけ?名前が出てこない」

坂上忍じゃん」

「えっ!あの子役の?そういえばそうだワ」

「坂上忍は今売れてるんだよ」

「へえー、映画かなんかで?」

「違う違う、毒舌で有名になって、今はお昼に毎日この番組持ってるんだよ」

「あれ、毒舌で有名になったのって、猿岩石のかたわれでしょう」

「坂上忍もそうなんだってば」

「ふーん、あの純真そうな子役の子がねえ。いまやタモリのライバルになったんだ」

「は?」

「だって 笑っていいとも のウラ番組ってことでしょうが」

友人の顔が、泣き笑いの表情になった。


「笑っていいともはとっくに終わったんだよ、知らなかった?」


「えーーーーっ!いつ?」

「もう何年もたつよ・・・」

「知らなかった・・・・・・・・・・・・・・」

「じゃ、樹木希林(字が違う?)さんが亡くなったのは?」

「えーーーー!」

「じゃ、津川雅彦さんが亡くなったのも知らないよね?」

「えーーーーー!」

「あんた、ほんっとになんにも知らないんだねえ」

友人は呆れたように笑って、ハイボールを飲み干した。

このハイボールも、今は若者に人気なのだそうだ。

ハイボールっていったら、新橋のガード下でおっちゃんたちが飲んでるイメージだけど。



私の知らなさ加減もひどいだろうけど、なんでハワイに住んでる友人がそんなに日本のことを

知っているのか、私にはそっちのほうが不思議だ。

友人は日本のテレビ番組がみられるチャンネルを契約していて、毎日それをみており、

日本のニュースが即座に入ってくる携帯電話のアプリケーションを入れているのだそうだ。

「あんたもこのアプリを入れればいいよ、ただだし」

ああ、でもねえ。

日本のテレビ番組チャンネルには英語の字幕がないから、夫は観てもわからんし、

いち早く日本のニュースを知ったとしても、私にはそれをシェアする人がいない。

友人には娘もいるし、職場にいけば日本人がたくさんいるが、私のまわりには日本人がいないのだ。

なにかを知ったら、一人で「ふーん」と思うだけ。そんなのつまらなさすぎる。




そのときテレビで、ビートたけしの若い頃に似た人が記者会見をしていた。

「さっきからずーっとこの人のことやってるね。何の人?」

「なに言ってんの、貴乃花じゃん」

「ああ!そういえば似てる、痩せたねえ、タケシかと思った。なんか事件おこしたの?」

友人は口をパクパクさせながら言った。

「もうね、ここで説明しきれないぐらいいろんなことがあったんだよ」




友人と別れ際、

「新しい年号がわかったら知らせてね」

「さすがに平成が終わることは知ってたんだね、よかった」

「知ってるさ。去年の11月ぐらいだったけど」

「あははぁ・・・はぁー・・」

日本にいる姉が、私の情報の貧しさ加減にあきれて、ときどき日本のニュースをメールしてくれていたのだが

姉も最近忙しくなったのか、とんと送ってこなくなった。

私はこのまま情報の中洲に取り残され続けていくのだろう。















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