太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

変化

2015-08-30 13:46:12 | 日記
ここのところ、ずっと、変化のサインを受け取っている。


変わるよ変わるよ、なにか変わるよ


いつだって、変化しながら生きてきたのに、

私はいまだに、変化すると言われると及び腰になる。


離婚したあとの恋愛は、最初の3ヶ月が過ぎたらミジメなだけで、

だらだらと2年近くもそれを引きずっていたとき、変化のサインを受け取った。

毎日、矢のように変化のサインは降ってくる。

この恋愛が終わるのだとしたら、それは1番起きてほしくないことだった。

冷静になってみれば、こんな関係はとっとと終わらせてしまえばいいのだ。

でも、一人になったら、もう私には何も残っていないようで怖かった。

全く幸せではないのに、その状態にとどまって、いつか幸せになるのを待っていたかった。



私にとって、とても大事な変化は、

まるで突然、目の前にシャッターが降りるように状況が変わるか、

何かに追いたてられて、やむなくドアを開けることになるか、

美味しいものに釣られて、それ欲しさに猪突猛進するか、そんなふうにやってくる。



シャッターが降りる前に、なにかに追い立てられる前に、

すんなりとこの変化を受け入れればいいのだろうが、

私はやっぱり今度も、「このままでいいですぅー」と言いつつ、

見て見ぬふりを決め込んでいる。









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無口なオトコ

2015-08-26 07:10:07 | 日記
ダイニングテーブルの脇に立って、夫と話をしていた。

どこか遠くで、高くか細い物音がする。

気付いたが、気にも止めずに話し続けた。

その物音は引き続き聞こえてくる。

「ひいいぃぃ~、ひいいぃぃ~」

私は夫を見て、聞いた。

「聞こえる?」

「うん、何か聞こえる」

下の方から聞こえるようなので、ふと足元を見た。


すると、私はチーズケーキのボーイの尻尾を踏んでいた。

室内シューズを履いているので、何かを踏んでも感覚が鈍くなっていて気づかなかった。

ボーイは私のシューズから尻尾を抜こうにも抜けず、

私を見上げて


「ひいいぃぃ~」


と必死の訴えをしていたのである。

いやあ、これはすまなかったねえ。

足を上げると一目散にカウチの横に逃げていき、

恨めしそうに私を見ている。

ガールだったら大騒ぎ。

ボーイがニャーと鳴いたのを聞いたことがない。

鳴くのはガール専門で、ボーイは「ミッ、ミッ」と言うだけ。



「無口なオトコだねー」

せっかく褒めたのに、しばらくよそよそしかった。




性格もそれぞれ楽しい猫たち




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前進

2015-08-25 21:39:58 | 日記
私の作品を見た仲間が、ギャラリーに出して売るべきだと強く勧める。

「誰もができることじゃない。家に飾っておくだけじゃもったいないし

売りたくても、技術が追いつかない人はたくさんいるのよ」

言ってくれる気持ちはとてもありがたいけれど、

私はあいまいな返事をする。


ウェブサイトで売ればいい、という人もいる。


クラフトショー(手作りの作品を売るイベント。ハワイではとてもポピュラー)や、

動物園の柵で売るのもいい(ホノルル動物園の外側のフェンスで、毎日曜にアーティストが絵を売る)

と言う人もいる。


私はどうしたいのだろう。

どの声も、私の中にある声だろう。

多くの人に私の作品を見て欲しいと思う。

しかしその一方で、今の場所から動きたくない私もいる。

絵を仕事にしてこなかったのは、プロとしての責任から逃れたかったからで

いったん売るとなったら、私は創りたいものではなく、いい作品を創ろうとするだろう。

評価を気にして、私の創りたいものより、私に求められるものを目指すようになるかもしれない。

あるいは、それらは取り越し苦労かもしれない。

でも私はいろんな言い訳をくっつけて、「めんどくさいこと」から逃げようとしている。


ギャラリーのオーナーに作品を売り込むとか、ウェブサイトを開設するとか

クラフトショーで丸一日テントに張り付いているだとか、

そうまでして外に出したいという情熱がない。

でも、作品を見る人達から、なぜ売らないのかと言われるたびに

罪悪感に似た痛みが胸に走る。

できるのに、前進しないことが、悪いことのように思える。



「大変なことはもう、いいじゃん」

愚痴をこぼしたら、友人がそう言った。

張り詰めたガスがシュウッと抜けた。


3回目の流産のあと、私はもう妊娠はこりごりだった。

でも、敏感な人が、私の子供に生まれたい存在がここにいて、

今度は元気に生まれてくるから、と言っている、と言う。

本当に私を待っている存在がいるとしたら、心が揺れる。

しかし、母になるという気持ちが、擦り切れたとでも言おうか。

「もう、産まなくていいよ」

そう言ってくれた友達がいた。

その時も、シュウッとガスが抜けた。



やらなくてはならないことなど何もない。

前進しなくてもいい。

切磋琢磨しなくていい。

買ってまで苦労しなくていい。

魂なんか磨かなくていい。誰の魂もほんとはピッカピカなんだから。

楽しければ、いい。



10年前の私に、こんなふうに考えている私を見せてあげたい。



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青い鳥

2015-08-25 07:26:51 | 絵とか、いろいろ





月と海の作品と前後してできた、青い鳥。

2枚のキャンバスで1つの作品。



いつものことだけれど、下書きと構想段階とはだいぶ離れたものができた。

構想は暗いジャングル。

でもどうしても暗くならない。

なにかが足りないような気がしていたとき、

これも「生き物をおいてみたら?」という仲間のアドバイスで、

青い鳥をいれてみた。





画面が、パッと変わった。


勢いに乗って、トンボも置いた。





さらに楽しくなって、鳥を1羽増やしてみた。







構想とは違ったものができあがってゆく、それもまた楽し。





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月が出た出た

2015-08-24 07:39:16 | 絵とか、いろいろ



コラージュの新作。

3つのキャンバスを合わせて、ひとつの絵になる。


月が出た出た 月が出たー



ハワイに来てから、初めての月。

日本では、月ばっかり描いていた。

ハワイに住むようになって、月は描けなくなった。

日本では、夜にならないと何も描けなかった。

ハワイでは、太陽が出ている時間しか描けなくなった。



いきなり、月を描きたいと思い立ち、

最初は2枚のキャンバスだったものを、仲間のアドバイスで3枚になった。

サンフランシスコに行った時に、和紙のお店で見つけた和紙が、そのまま海になった。

自分で染めた紙以外のものを使ったのは、これが初めてだ。



完成した作品を眺めると、空洞だった場所になみなみとエネルギーが注がれるように

心が満ちていった。



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