太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

こづれ孔雀

2014-04-30 06:54:26 | 日記
うちの庭に毎日やってくる野生の孔雀たち。

そういや、最近ちょっと見かけないかなーと思っていたら






おッ!


ヒナが4羽生まれてた!







孔雀のヒナは初めて見たけど、頭の上に三角のとんがり帽子をのっけて

かわいらしいことこの上なし。





頭のてっぺんに、見えるでしょ。


あれがだんだん大きくなって冠になるんだなあ。


大人の孔雀は、木の枝に止まって眠るけれど、木に登れないヒナを連れて

夜はいったい、庭のどこで眠っているのだろう。

見かけるたびに、ヒナを数を数えて、胸をなでおろす毎日。





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チャイナタウンでジュン

2014-04-29 07:10:43 | 日記
テレビで、「ちまき」を食べている人がいて、

むしょうに「ちまき」が食べたくなった。

それでチャイナタウンに出かけた。

チャイナタウンには、新鮮な野菜や魚、肉がたくさん売っているのは知っていたけれど

なにしろ車を停めるのが大変という理由で、買い物には行ったことがない。





独特な雰囲気の路地裏





漢方に使う材料や、果物、洋服、おもちゃ、雑貨がごった煮状態で並ぶ。

中国語で書かれたお菓子類も、何のお菓子なのかわからないところがドキドキして良い。




ここは、ここにしかない活気がある。

日本の昔からある商店街に似ているといえないこともないけれど、

それよりももっとどぎつくて、濃い。

店の人達も、無駄に笑わない、絶対に人に騙されそうもないシッカリした感じの人達が多い。





見たこともない果物たち





下のはランブータンだけれど、上のは何だろう?




中国には行ったことがないけど、なんかすごく中国。


生きたままの蛙や、亀も売っていた。亀って食べるんだっけ??

食堂は、朝の9時だというのに飲茶を食べる人達でいっぱいだ。

道端には、中国の人達が集まってたたずみ、タバコをふかしたり

将棋みたいなものをやったり。




ちまき は、 ジュン と言う。

何語かよくわからないけど、とにかく ジュン だ。

夫の同僚に中国の人がいて、その人のいうことには

作るのに手間がかかるので、最近はあまり作らなくなったらしく、売る店が減った。

中華料理の店よりも、ベトナム料理の店のほうが美味しいかもしれないといった。


ぶらぶらと歩いていたら、最初に見つけた店で ジュン を売っていたので買った。

中華系のお店だったけど、まあいいや。

バクダンみたいな大きな、ずっしりしたジュンで、中身は黒豆と豚肉。

ピータン入りもあったけれど、ちょっと苦手なのでパス。


蒸し直して食べると、お赤飯の味がした。

竹の葉の香ばしい香りがとてもいい。

私のイメージのちまきは、ちょっとお醤油味なのだけれど、たぶんこっちが本ものなんだろう。

味は塩味で、中にごろごろとチャーシューが入っている。

ご飯の量は1合以上あるんじゃないかと思う。二人で食べても食べきれず・・・・・

これで1個370円ぐらい。




ピカケ(ジャスミン)の花をふんだんに使ったレイが、9ドルぐらいで売られていてびっくりした。

(普通の店で買うと2倍はする)

安くて新鮮な野菜や果物、海鮮、生肉(豚の頭もあった・・・・)を買うならおすすめ。





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1番怖いトレッキングコース(たぶん)

2014-04-27 20:20:17 | ハワイの自然
ハワイには、たくさんトレッキングコースがある。

私が実際に歩いたのは、そのうち数えるほどしかないけれども、

つねづね、ここが1番怖くて嫌だなと思うコースがある。





下の真ん中から上に向かって伸びる階段が見えるかしらん






ちょっと拡大してみる。右端下のほうから左上に向かっている



この山全体は コオラウ山脈 というのだが、その独特な尖った尾根に沿って

金属製の階段が延々と頂上まで続いている。

登ったことがある夫の話によれば、その階段は相当古くて、ところどころガタガタとしており

とても滑りやすいのだそうだ。

しかも傾斜はかなり急。

頂上に近づくと、霧が深くなって前も後ろも見えないという。



実はこのコースは、つい昨年、基本的にはクローズになって使えないことになった。

にもかかわらず、

命知らずが登っているのを見かける。

クローズになってすぐ、二人組が遭難してニュースになった。



ここはフリーウェイからしか見えない。

フリーウェイを通るたび、誰か登っている人がいないか目を凝らす。

そして米粒より小さく人影が見えるたび、背筋がぞぞぞーとするのである。






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自分の名前を呼んでみる

2014-04-25 06:58:02 | 本とか
フランスで大ベストセラー、と書いてある、哲学の本を買った。

副題に、「やったら楽しい101題」とある。


名前も知らない食べ物を食べる だとか

おしっこしながら水を飲む だとか

頭の中でりんごをむく 

つまらないものに執着する  だとかいったお題が101項目紹介されている。

それぞれのお題には、その効果と所要時間、用意するものが書いてある。


その内容の、どうでもよさ加減、あほらしさ加減に惹かれた。

ばかばかしいことを真面目にやるのは好きだ。


1番最初のお題は、「自分の名前を呼んでみる」だ。

効果は「自分がもうひとりいる気がする」で、所要時間は約20分、用意するものは静かな場所。


通勤の車の中で、私は自分の名前を呼んでみた。

本には、

”はじめの15回ぐらいは、何もないところにむかってひたすら話しかけているような感じがするだけでしょう。

滑稽でばかばかしいものです。でも続けてください”とある。

声のトーンを変えたり、よび方を変えたりしながら、おもしろがってやっていたら、

不思議なことになってきた。


30回ぐらいまでは、確かに私が私の声を使って私の名前を言葉にしていた。


そのうち、3文字からなる私の名前が、意味のない、単なる言葉の羅列のように思えてくる。

つまり「いごた」とか、「えねが」とかいった、ただ言葉をくっつけただけの音に思えてくる。

よく知っている漢字を、ゆっくり大きくポスターなどに書く時に

これってこんな字だったっけ?と思う瞬間があるけれど、それに似ている。

これは名前なんだろうか、と思う。


そして、声を出している私と、それを聞いている私は、果たして同じなんだろうか、と思う。


私、は誰なんだろう、と思う。


その名前で呼ばれているのが私だろうか。


「その名前で呼ばれているのが私だろうか」と考えているのは誰なんだろう。


その時点で、呼んでいる私と、それを聞いている私は確実に別々だった。

呼んでいる私は、名前のあとに「ありがとう」と言った。

その途端、漫画みたいに涙があふれてきた。

聞いている私が、泣いていた。

呼んでいる私も、泣きそうな気持ちだった。





他のお題にはこんなのもある。

「何かをなくし、何をなくしたかも忘れる」

効果は「不安になる」所要時間は予測不能、用意するものは「無頓着」。


「身の上話をいくつもでっちあげる」なんてのもある。

効果は「人生観が変わる」所要時間は数ヶ月。

これはちょっと社会的にどうかと思うようなことだけれど、確かに

『人生なんか所詮作り話』と思えたら、気がラクになるかもしれない。



自分と遊ぶのに、最適な1冊。




「暮らしの哲学」  ロジェ=ポル・ドロワ 著  ヴィレッジブックス










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ワークショップ

2014-04-24 08:25:43 | 絵とか、いろいろ
2月の或る日、私のコラージュのメンターであるスーザンが、突然私の職場を訪れて言った。

「シロ、来月からスタジオを借りてワークショップやることにしたわよ。何曜日が休みなの?」

「なるべく木曜になるようにして」

そして翌日、3月から7月の第1週まで月に2回、ホオマルヒア ボタニカルガーデン内で

ワークショップをやる旨のメールが来た。

ただ、スタジオを借りられるのは火曜日だけ。



休みが取りにくいのと、作品の準備が進まないのとで3月は見送りで、先週、ようやく参加した。

新しい作品は間に合わず、やりかけで放っておいた作品を持って行った。


ホオマルヒア ボタニカルガーデンは我が家から車で10分あまりのところにあって

広大な敷地に、キャンプができる場所や、ギャラリーや静かな池があったり、ウォーキングシューズをはいて歩くだけで

体の芯からキレイになるようなすがすがしいところだ。

入園は無料で、9時から4時まであいている。





この日来ていたのは私を含めて6人。

パティとアリソン、マイテとリー、そしてスーザン。

一人でこつこつと制作するのは好きだけれど、集まって制作するのも大好きだ。

こうしたいイメージがあるのに、どうしてもそこに辿り着けずに手が止まってしまうとき、

(今回まさに私はその状態の作品を持っていったのだが)

ちょっとしたアドバイスで、スーっとその先に進めるし、人の作品も刺激になる。




アリソンの旦那さんがダイバーで、マーシャル島やタヒチで集めた貝を持ってきてくれた。



自然の造詣を見るたびに、この世界を創った存在の芸術的センスに脱帽する。





スーザンの作品(やりかけ)

アリソンが持ってきた貝が、さっそくモチーフに入っている。




物静かでほがらかなパティ。

「コラージュって難しいわよね。たった1つの小さな色が全体をダメにしちゃうんだもの。でもそこがおもしろいんだけど」

パティの言う通りだ。

水彩やパステルは、ひとつの作品を仕上げるのに時間がかからない。特に水彩などは、短時間で仕上げたほうが

いいものができるような気がする。


このパステルは1時間


この水彩は2時間


コラージュは、何ヶ月もかかることがある。

どう仕上げていこうか、夢にまで出てくる。


これが私の作品。




BEFORE


AFTER



まだまだ完成には至らないけれど、みんなのおかげで完成までの道筋は見えてきた。




お昼はいつもポトラック(持ち寄り)。

メキシカンの豆サラダを作ってくる人もいれば、デザートを持ってくる人もあり、

フルーツやお寿司、打ち合わせをしないのに、不思議とバランスがとれていて、しかも美味しい。

持ち寄りにすれば、1種類だけ用意すればいいからラクだし

人数が多ければ、立派なバフェ(バイキング)になる。



こうして作品を作っているとき、心の底からワクワクが湧いてくる。







ハワイに来たばかりの頃、いつか私はココで私だけの社会を作りたいと思っていた。

日本にいたら友達もいるし、仕事もあるしで、そんなことは決めなくたって、あって当然だった。

最初の半年はあっという間に過ぎ、1年がたち、私は焦り始めた。

家にいるだけの生活で、知り合いは叔父叔母とか、夫や両親を通じての知り合いだけ。

日本語は教えていたけれど、それ以外に家族を離れた私の社会はなかった。

「自分だけの社会を作りたいって言っていたじゃないの、そろそろ仕事とか始めたら?」

という叔母の言葉にも、私の中のどこかがとても怖がっていた。

言葉の壁がある場所で、私にできることなど何もないように思えたし、

それはまるで飛び込み台の上でウジウジとしている子供のようでもあった。




「おもしろい作品をみたわよ!」

といって叔母が教えてくれた、スーザンのコラージュ。

そうしてスーザンに出会い、思いがけずコラージュという技法にはまり、

なんとなく本屋で働く気持ちになって、今に至っている。



飛び込もうと身体に力が入っているうちは、飛びこめなかったのに、

気がついたら、私は既に飛び込んでいて、不器用ながらもすこしずつ泳ぎ始めていた。


3年かかったな。

楽しい仲間と過ごしながら、しみじみとそう思った。

それは長くもあるし、そうでもないようにも思う。









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