太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

ネイル

2024-09-03 10:50:04 | 日記
小さなきっかけで、それまでの固定観念が崩れて視界が開けることがある。
韓国人の友人が(彼女はコーちゃんの姉妹2匹を引き取ってくれた人である)、爪に貼り付けるネイルを3箱くれた。
従妹が韓国に行ったお土産だそうで、たくさん買ってきたからお裾分けしてくれたのだ。
世の中にそういうものがあることも知らなかったが、
「私も知らなかったんだけど、2,3週間もつっていうし試してみて」
と言って、友人は自分の足の爪を見せてくれた。
黒を基調にして、ゴールドの模様が入っていて、とても素敵に見えた。

早速、家に帰って足につけてみた。

「おー!!!」

見違えるような爪になった。赤を基調にして、シルバーの模様が入っているのが親指で、あとは赤一色とシルバー一色が取り混ぜて入っている。
大きさも多種あって、自分に合う大きさを選べる。
サンダルを履くと、足が前よりもきれいにみえた。
すぐに取れるんじゃないかと思ったけれど、案外そうでもなく、2週間もっている。

もらった3箱のうち、1箱は手指用で、自然な透明にフレンチネイル。フレンチネイルが流行り始めた頃、私はそれのどこが良いのかわからなかった。
爪の白い部分をわざと強調しているだけで、全然きれいだとは思えなかったのだ。
でも足の爪で気分がよくなっていた私はそれもつけてみた。

「おーーーーーーー!!」

意外なんだけど、なんだかすごく、いい!
自分の手じゃないみたい。
何枚かはシルバーできらきらする模様が入っているのも、いい。
水もよく使うし、仕事では力仕事もするのですぐに取れるだろうと思っていたが、そうでもない。
10日ほどして、1枚取れてしまったが、予備をつけた。
そのうち、爪の表面をアルコールで拭いて、取れた爪をもう1度貼ると、新品同様に接着することも覚えた。

爪がきれいだと、気持ちが上がる。

それは私も知っていたことで、日本にいたころにネイルサロンでジェルネイルをしたこともあったのだ。
けれど、いったんネイルサロンに行くと、定期的に通わねばならないし、そこで費やす時間も必要になる。
爪がきれいになるのはいいけれど、通うことの面倒くささに耐えられなくてやめた。
行かずには済まされないので仕方なしに行くのは美容院だけで充分。

だから、足の爪は自分でマニキュアを塗り、手の爪はほとんどマニキュアなしで過ごしていた。
マニキュアを塗ると、数日で先のほうから少しずつ剥げてきたりして、それを見ると気分が落ちるし、塗り直すのが面倒だ。


それが、この爪だと、ずっときれいなまま。
取れたら貼りなおせばいいし、1分もかからない。
1日に何度も見る爪がきれいだと、本当に気分がいい。
この爪を、何度褒められたか・・・・・
あんなに嫌っていたフレンチネイル。

こんなに良いなら、と思って、Amazonを見たらいろんなのがコラショと売っていた。(もちろん買った)
近所のターゲットに行ったら、マニキュア売り場に売っていたので驚いた。
今まで何度もそこには行ったことがあったのに、全然目に入らなかった。
私が思うより、貼る爪を使っている人は多いのかもしれない。

今頃、ネイルに目覚めた私。




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