所用があって神保町へ行きました。
このところ写真を撮る楽しみを覚え（もちろんまだ腕は伴いません
）、用を終えたあとも少しぶらぶらするようになりました。
御茶ノ水の素晴らしいニコライ堂。（関連記事「紅型帯＆縞小紋で静かな忘年会」夜のニコライ堂撮ってます。）
本日のきもの。
羽織がいらないくらいの温かさですが、まだ帯付きは不安です。
安心、信頼のチャコールグレーのお召に若草色の帯＆鴇色の帯揚げをチョイスしたものの、さて羽織はどうする？
春のアンティークの長羽織で柔らかさを出すか、男物大島にするか。
軽くランチをしました。
自転車が素敵だったのでパチリ
所用が終わったあと、古書街に行きました。
なぜかほっとします。
神田神保町の古書街。
おお、高峰秀子さんの写真集です
きれいです。
学生がよく使う昔からあるカフェ、というより喫茶店というのがふさわしい「さぼうる」。
狭いのでずっと入ってなかったのですが、久しぶりに入ってみました。
写真をアップしながら気づきました。学生が授業をさぼって入るから「さぼうる」なんですね
長いあいだ、このネーミングの意味に気づきませんでした。
きものを着て入ったせいか、会計を済ませて外に出ると、店主らしきおじさんが「狭くて済みませんね」
きもの＆カメラのせいで、観光客と思われたのかもしれません。
日常を少し非日常にしてくれるきもの＆カメラですね。
で、帰りに、ニコライ堂に。そこでガイダンスをやっていたので、横で聞いてきました。
大学入学時に学部案内することを「オリエンテーション」といいますが、これって「正教では東、オリエントが楽園の象徴だったからだそうです。仏教では西、西方浄土と同じです。
東、楽園に行くための方向を指し示すことからオリエンテーションという言葉ができたそうです。なるほど
語源って好きなんです。
外に出たら、写真を撮りましょうか、と声をかけていただきました。
で、はいぱちり。
結局は大島の長羽織にしました。
こちらの方が神保町にはしっくりきました。
そうそう、東京駅の天井、この教会の天井と似ているんです。
ついでに、東京駅。
そのことを言うと、やはり、この建物の設計者と関係があるそうですよ。
小一時間の、東京、御茶ノ水、神保町のプチ・ジャーニー、
見慣れた町が違って見えて、得した気分
身近な街を「遠い街」に変える
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過分なお褒めのことば、ありがとうございます。
違った世界に見えるのは、カメラのせいです。私自身も、いつもとはだいぶ違ってみえるでしょう、ふふですよね。
年に何回かは東京にいらっしゃるんですね。そのときにはお声かけを[E:happy01]
羽織は、なんとなく情緒あっていいですよね。私も好きです。
私も年に１～２回くらい行くので、今度、ぜひ、いっしょに着物でカフェ、したいです！！
羽織、どちらもすてきですね。
渋い羽織も、たしかに、神保町に合っていますね。
羽織が着れる季節になってきて、うれしいです！！
素敵なコメントありがとうございます。
田舎ものは私も同じです。そんなふりして歩くと、東京の人もみな親切です[E:heart]
素敵としか、私には言いようがないから…困ります。
写真も・文章も…
紫苑さんの世界です。
紫苑さんを通すと、行ったことある街も、見たことあるものも、なんだかちがって、知らない素敵なところに見えます。
素敵なことば！田舎者の私が行くときっと右往左往です。ニコライ堂、教会が好きなので見入りました。
モダンと昭和レトロが混在した街なんですね。大島の長羽織、お襟と帯とお襦袢のお色・・・いつもながら尊敬です！ラブ！[E:heart02]
コメントありがとうございます。神保町は仕事でよく行く街なのですが、こんなふうに行くと江戸散歩になりますね。タルトさんの近くにも素敵なところたくさんありそうですね。
羨ましいです(^^♪
大島の羽織、街並みによくあってますね。 オリエンテーションの語源てそういう意味だったんですね。知りませんでした！
東京駅の天井も素敵ですね。見てみたいです。
見慣れた町が違って見えて、得した気分…本当にきものは、「魔法のきもの」ですね♪