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冨永愛「美の法則」~シングルマザー・働く女性としての生活

2021-07-26 09:47:27 | きものの本&本

本日の東京は少し涼しい。
台風が来るとのことです。

先日、息子夫婦宅に行ったとき、
娘の相方が、
「毎朝4時起きして
二時間ランニングしている」
と聞いて、皆びっくり。

彼は在宅ワークで身体が
なまっているとかで、
「このままではアカン」と始めたとか。
お酒は底なしで、
今でこそ毎日ビール四缶と決めているが、
飲みだしたら止まらない家系。

オシャレで、前の部屋には娘より
洋服や靴の数が多かったほど。

で、冨永愛さんの本と
なんの関係があるかというと、
オシャレな人は健康(体型?)
気を付けることよのう、

究極のモデル、
そんな人は
どんな生活をしているのだろうと
好奇心が起きて、
図書館にあったので
軽く借りてきた次第。

「美の法則」(ダイヤモンド社)

五分くらいでぱらぱらと読む、
眺めるつもりが、
これが面白い!
熟読してしまいました。

巻頭10ページほどの写真は裸に近く、
そのヒップラインの美しいこと。
御年38歳。

美の秘訣が満載なのですが、
そこには必ず、
「私の場合は~~」とある。
人の身体は千差万別、
それを踏まえた上で
ワタシはこうしていると。
ここ重要。

☆ 食事は美容法の一つ
と宣い、
ここはまあ、通常の糖分フリー生活。
ご飯やスイーツは摂らないのね。
その代わりにナッツや
エナジーボールなるものを。
これは調べると、グルテン、糖分フリー、
でも甘い食べ物だそう。

「美の法則」なので美容法、
エクササイズなど
詳しいのですが、
それは実行できるはずもなく、
そんなことより、
私は
十代の息子を持ったシングルマザー
としての生活に興味が。

この表情!

この方、
「愛なんて大っ嫌い」という本を
2014年に出していて、
この本によると、
息子のためにと
猛烈に働いていたとき、
9歳の息子に
「僕、生まれてこないほうがよかったね」と
言われたとか。

ガーン!
懸命に働いているのに、
こんなこと言われたらショックですよね。
我が愚息も、言い方は違うけど、
そんな思い(淋しさ)に捕らわれていたかも。
ひとり親家庭の子は少なからず
こんな思いを抱いているのかも。
今ごろになって知る子の心~~。

自身が身体を壊したこともあり、
三年間、モデルを休業。
子育てに専念したとか。
美の法則」の方にも
休業した話はありますが。

いや、これって、
お金があるからこそできること、
恵まれているよねと、
一旦は思ったですが、
いや、どんな仕事でも3年休めば
復帰できるかどうかわからない。

シングルマザーに限らない
働く女性の岐路ですね。
やめなくても減らすとか?
子どもに注意深く接するとか?

で、彼女自身の子ども時代も
貧しさ&親からのネグレクトなどなども
あり、中学で自殺未遂!

「美の法則」から「愛の法則」に
ワタクシの興味は移ったのでした。

華やかな世界でも地に足がついて
仕事しているのは、
子どもがいるからこそと彼女。

食事についても
「忙しくて、
食事も満足にできないときがある。
そんなときは無理をしない」
との緩やかさも。

興味深かったのは、
人の三つの欲望の話。
「食欲」「睡眠欲」「性欲」
この三つをすべて満たすのは難しい。
モデルは「食欲」は満たせないので
あとの二つはきちんと満たすと彼女。
「性欲」についてここまで
あけすけに書けるのはすごい。
それとも年代のせい?
某雑誌での
「セックスできれいになる!」
時代ですものね。

というわけで、
70代のBABAでも役に立つ内容が
満載(性欲以外は)。

美に限らず、
いろんな意味でいい本です。

87歳の彼女の祖母は今も元気だとか。
次は、その方の「美の法則」を~~?
関連記事
→安井友梨さん

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