つばた英子さん、しゅういちさんご夫婦の
「ときをためる暮らし」(文春文庫)を読みました。
というか、写真を見ているだけでも楽しい、
癒される。
このご夫婦については映画「人生フルーツ」
で知って、本も拝見してみたいなあと。
タイトルは、
「ずっとお金に苦労してきたからこそ、
欲しいものは間に合わせのものではすませず、
買えるまで気長に待つ」
それを「ときをためる暮らし」と英子さん。
はい、紫苑とは違いますね。
違うからこそ目標に~~。
「だんだん美しくなる人生」といっていた
しゅういちさんは今は亡く~~。
不肖紫苑、
「このときをためる暮らし」とは
きもののことだとも思いましたよ(笑)。
そう、すぐには上手に着られないけど、
「ときをためていけば」
少しずつ上手に着られるようになる。
そうなったとき、若いときより、
洋服への迷いもなく、
「だんだん美しくなる人生」(笑)。
「すべての暮らしは台所から」
という英子さん。
衣食住でいうと、
紫苑は「衣」が一番だと
思われているようですが、
だれもなんも思ってないって。
一番大事なのは、
もちろん「台所」つまり「食」です。
特に病気をしてからは
何を老いてもおいても「食」
豪華ではないけど、居心地良さそうなリビング。
「手間ひまかけて暮らしを楽しむ」
「自分の家は自分で維持する」
ほんと、いまはあまりしなくなったけど、
大工仕事も楽しい。
自給自足の暮らしが理想~~。
そうはできないので、
仕方なく、いや喜んで、
家にある布を使って帯を
作ったり「きもの」を縫ったり~~(笑)。
みな環境が違うのですから、
同じような暮らしはできない。
でも、その「精神」だけは受け取りたい。
だって、
人生はだんだん美しくなる、
っておっしゃるんですもの。
何度もいうね。
手織りのマフラーは、みな人に差し上げるそう。
「お金が底をついたら頭を切りかえて」
つばた家は年金暮らしで、
よく「優雅ですね」と言われるそう。
でも「身体は弱いし、子供のミルク代にも
事欠くこともあった」
戦中派だもんね。
そんなときでも
「もう前向きに行くしかない」と
考えを切り替えたとか。
みな苦労して考えが深くなるのね。
「生きる力を一人一人が備えて」
つばた家では、「お餅は毎月つく」そうで、
米やお餅という主食は常に常備してあるそうです。
お餅、大好きだから、我が家でも早速。
そのほか乾麺やスパゲッティ、
ホットケーキの素なども
用意しておきましょうか。
ああ、またお腹がすいてきた、ので
このへんで。
東京は桜が咲いたそうです。
本日、桜を見てきましょうか。
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