先にアップした一連の
「きものに正解ってあるの?」などの拙ブログ。
このときコメントで教えていただいた
「名和好子のきもの遊び」
少し時間がかかったけど取り寄せました。
きもの初心者の頃に書店で見かけたけど、
当時はまだここまでの興味はなくて~~。
ブッキング社刊(2005年)
この本、すでに絶版になっているのか、
アマゾンで探しても新刊はなくて、
古書店でしか扱っていない。
それに元値より高価になっているのですね。
それだけに貴重な一冊。
名和さんです。
確かにゆったり着ていらっしゃる。
着方がよくないからシワがあるのではなく、
この方は「シワがポイント」とあります。
「みなさん、キチキチに着すぎです。
まるで糊で固めたみたいに着ていらっしゃるけど、
あれ変ですよ。
平らな布を丸い体で着ればシワが出るのは
当たり前。
シワではなくきもののドレープなんです。
動きやすくするためのゆとりでもあるんです」
最近の若い人は、肩の張っている人が増えました。
若くない私も、多少張っています。
そういう人はきっちり着ると、
「肩がここにありますと宣伝している
ようでかえって目立っちゃう」
と仰ってます。
この方美容界の大御所なんですって。
内容は人気の二部式きものや帯、
簡単コートや二枚着などの作り方が満載。
工夫がいっぱいなだけに、わざわざ
「記事・カットの無断掲載は禁じます」
と記してあります。
ゆえに、最初の名和さんのお写真は表紙だと考えて
拙ブログ・アップはこれだけにします。
しかし、二部式きものの作り方は、
拙ブログでずっと前に何回かアップした
とほぼ同じです。
ポイントは、上のきものの裾を6から7センチ
長くすることです。
衣紋抜くと前が上がるからね。
私の場合5センチ長くしていますが、
こちらは抜き具合のお好みの長さで
調節してくださいませ。
この二部式の作り方拙ブログでも人気?で
未だに見る人が多い。
参考にしてください。
名和式二部式帯の作り方。
こちらは今回、実際に作ってみました。
二部式って便利ですが、やはり後ろに布が
少ないのでお太鼓が貧相になる。
特に私のように痩せているケースは余計にね。
でもこの方の二部はふっくら。
形がマイ好み
表紙にうっすらと載っている、
こちらの帯よ。
二部式のお太鼓の上の部分ににタックを取り、
それを手に縫い付けます。
手の部分にも3センチほどタックを。
これがふっくらさせるポイントですね。
手をお太鼓よりおおよそ3センチ長く。
これはお太鼓から出す部分です。
あまり出したくない場合はもっと短くてもOK.
でも、たぶんこれだけではわからないと思う(苦笑)
私自身、本を読んでも
最初はよくわからなかった(汗)。
今度また詳しく説明します。
故にいきなり完成したケース。
いつも通りに銀座結び風に。
ビフォー帯は、お太鼓のところが
ぺちゃんこだったのよ。
ということで、今回はこれまで。
この本の工夫、自分なりにいろいろ試し、
アップしますね。
本をご紹介くださり、また
いろいろな貴重な情報だけではなく、
励ましまで。
感謝しております。
加えて、
応援ポチまで~~。
ありがとうございます。
励みになっております。
お写真、私の着物姿の、一つの理想形ですね。この本、やはり探して見ます。紫苑さんの帯も、とても素敵。
コメントありがとうございます。どこかあつみさんに通じるところのある着姿です。楽で粋で~~。本、図書館にもないのですが、古書店にはあるようです。高くなっていますが~~。
着物関係の本、いっぱい借りました!!!
図書館にありましたか。うらやましい。こちらにはないのです。しっかりコピーしておいてください(笑)
きものの工夫、あつみさんなりのやり方、すごく楽しみにしています。どんどんアップしてくださいませ。