出先で見つけた「ミセス」(文化出版社)
表紙が鈴木京香さんのきもの姿だったので、
つい手に取ってしまいました。
それはそれとして、
清野恵理子さんのおなじみのきもののページ。
今回はハッと目を引いたのは、
忽那汐里さんの朱赤の振袖です。
このページ、清野さんの趣味のせいで(?)
地味目なものが多いのですが、
お正月とあって今回は振袖。
それも朱赤。
ワタシは振袖も朱赤も好みではないのですが、
いや、これは逸品。
忽那さんの、上品さとあいまって、
静謐な華やかさとでもいうものを醸し出しています。
清野さんは、谷崎の「春琴抄」の春琴を連想させると
仰っていますが、確かに。
盲目の美女、春琴はこんな人だったかもと思わせる~~。
「ミセス」に掲載するからには、
やはり娘に、お嬢様のために、
というところなのでしょうが、
こういうきものが似合う人って
なかなかいないようにも思います。
忽那さん、このところ出産?激太り?
なんて言われていますが(いや、ワタシはさっき
ネットで彼女のこと検索して知ったばかりですが)
帯揚げや帯は同系色でそろえて、
帯締めは反対色の若草色。
朱赤の色がデジカメなのでよく出ていません。
ぜひ本誌で見てね。
で、我らが憧れの鈴木さまは、
これ、八丈なんですって。
これまた上品な八丈。
お顔は出さないでおこうと思ったのですが、
ファッション雑誌らしからぬ?
自然な笑顔があまりに素敵で、つい。
で、もうお一人。
ユーミンこと松任谷由美さま
小紋柄がいいでしょう。
ユーミンの舞台はこちら。
いつまでも若いユーミンさま。
まっ、今の60代は華やかな年代でございます。