はい、人気の「草笛光子の苦労ぜっと」
いや「クローゼット」
(主婦と生活社刊)です。
この本に登場する草笛さまのファッション、
ワタクシにとっては華やかすぎて
参考にできるものがあまりありません。
唯一、ユニクロの襟ぐりが大きい
セーターくらいかな。
だから借りてはみたものの、
そのままになっていました。
返す談になって、再度ぱらぱらと。
こんな活字が目に入った。
「~~私はおしゃれじゃない」
「私の椅子はバランスボール」
「ファッションショーでの観客同士の
ファッションチェックが苦手」
確かに~~。
雑誌などによく載っている。
見る側はいいけど、見られる側は
大変だなあと思ってた。
こんな言葉に惹かれました。
こんな普通の服を
少しおしゃれに着るのが好き。
こんなインテリアとか。
若い頃の草笛さんは
「おしゃれじゃないから
光子ちゃんを隠せ!」と
マネジャーに言われるくらい
普段はまったく気を遣わなかったとか。
裏表紙の若い頃の写真。
草笛さんといえば、
私らの年代にとっては
「光子の窓」(1958年~60年)
というのがありましたが、
当時はまだ幼くて、
大人っぽい番組だったせいか、
あまり見た覚えがない。
あとから知ったのね。
それでもこの誰にも真似できない
このヘアとか。
難しいのよ、このヘア。
「年相応じゃないおしゃれをすべき」と
いう草笛さんの数々の洋服は
眺めている分にはとてもキュート。
でも、
ワタシらにはほんと、難しい。
これらのファッションを眺めていると、
幼い頃の
「お姫様ごっこ」を思い出します。
母親の箪笥とかきれいな布を
引っ張り出してね。
草笛さまは、たくさんある昔の服を
眺めながら、舞台衣装を考えるそうです。
だから捨てないと。
女優さんならではですね。
でもね、
着物ならまだ抵抗なくそれができるのよ。
70歳でピンクを着たりね。
ワタクシは数ある布やきもので
「お姫さまごっこ」?
いや「女中さんごっこ」でもいいんだけどね。
そういえば、
きものは「ごっこ遊び」に一番近いかも?
女はいくつになっても「ごっこ遊び」を
止められない~。ハハ。
というわけで、
死ぬまでごっこ遊びを楽しもうと
思った紫苑でした。
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