何度かお目にかかったことのある若手の投資家が
亡くなりました。
47歳です。
すごい経歴の方で、
東大・マッキンゼー・退社後は
数々の企業の再建に取り組み、
投資家や京大での准教授も。
「君たちに武器を配りたい」(講談社刊)
印象的だったのは、
話している最中もスマホを離さず、
ちょっと引っかかる言葉や
知らないことがあると、忙しく調べる~~、
あまり人の目を見ない~~。
話が終わると、私たちはそのあとに
美味しいものを食べるのが楽しみなのですが、
決して同行はせず、
コンビニのおにぎりを食べながら
ずっとスマホをいじっていました。
「食べることに興味ないの?」と聞くと
苦笑。
IT企業や投資家だけに限らず、
働き盛りの人たちは、ロクな食生活
していない人が多いですね。
今、現在の仕事のことでいっぱいいっぱいで
とても食べるものにまで気が回らない。
その結果、痛風、糖尿病、ガン~~、
かく言うワタクシもある時期は健康とか栄養の
ことなど考えるどころではなかった。
その結果ガンになったとはいいませんが、
(その関係は明確ではないから)、
少なくても歯を悪くしてインプラントで
百万円近い金を使うことに~~。
野菜を食しましょう。
はい、愚息も平日はロクなものを食していないのは
明らかで、前に彼の部屋に泊まったとき、
夜中にラーメンなど食しておりました。
やめてよ、気分悪くなる、と言いましたが。
焼肉、牛丼、弁当~カロリー主体で
まあ、働き盛りの方々は、
ブラック企業勤務ではなくても、
収容所食事状態~~?
私自身身体を壊した辛さを経験したから、
せめて少しは食生活に気を遣って欲しい。
ある投資家はリーマンショックで仕事を辞め、
自宅も車も売り払い、
今は自転車で都内を回っているとか、
「とても気持ちがいい」と仰っていました。
バブル時代にグルメや飲酒のクセがついて、
その後もそんな生活続け、
ついには病気になった方々もいる~~。
お勉強できたり、お金を稼ぐのも
いいけど、またそうしなければいけない時期も
あるのでしょうが、
今のニッポン、やはりどこかおかしい~~。
ニッポンに限らないのかな?
ある基本的な生活欲求(住むところと食べるもの)
満たしたら、あとはどんなにお金があっても、
幸せ度には関係ないといいます。
でも、「幸せ?何それ?」っていう人も
大勢いるのですね。
学歴とか経歴とか高収入とかが
アイデンティティとなると、
そこからなかなか自由になれない。
「東大以外の人とは話したくない~~」
「君、たいした大学出ていないのに~~」
なんて平気で口にする人いるのよ。
そういえば、かの事務次官の息子は
「お前ら平民は~~」なんて言ってましたね。
学習過程の一つとして、
「基本的な家事と食生活」の偏差値作って
ある程度以上じゃないと、入試通らない、
とかいう制度できないものかしら。
家事や料理をする人、増えるかも~~。
男子ばかりじゃないよ、女子でも同じような人、
増えた、ねえ。
これからの若者は、家事、食生活に
気を遣ってこそのサバイバル~~。
この方々がいい加減な食生活していたと
いうわけではありません。為念
47歳という若さ。
ご冥福をお祈りします。
もう少し長生きしてもっと活躍して欲しかった。
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