ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

専業主婦は絶滅危惧種?「対岸の家事」・娘宅に

2020-12-23 11:05:33 | 家族

コロナ初期より大変な状況なのに、
駅界隈の居酒屋では
結構な人でにぎわっている。
みな、他人事なのかあ。
それとも自分は
大丈夫だと思っているのかなあ。

娘の家に行きました。
仕事で遅くなる上に
パートナーもその日は出勤。
ワタクシは一週間に一度は孫に
会いたいから喜んで💛


会うたびに大きくなっている!

いつもはお迎え、
たまに食事の支度をすることはあるけど、
その日はご飯も食べさせる~~。
いや、これが大変。

娘の部屋は日当たりがよくて
居心地がいいので早めに行って
図書館で借りた本を読んでいると~、

「対岸の家事」(朱野帰子・講談社)
前にアンソロジー短編集のなかの
この方の一篇が面白かったので。

子どもを産んだばかりの女性三人と
イクメンと高齢者のお話。
非常にシビアな~~。

「専業主婦は絶滅危惧種」
だとか、
「専業主婦は死ね」とか
高齢者ばかりで
ゾンビの街みたいだとか。
結婚しても男は何もしない、
それどころか身の回りの世話まで
させられる、云々。

でも、嫌な感じがしないのは、
わかる気がする、というより、

主人公の専業主婦の子の
雲を見ようとか、
ほら、光がきれいだよとか、
ゆっくり、ゆっくりという言葉で
ほっとするから。
専業主婦だからこその余裕も
あるから。

こういう実用小説って実用ばかり
強調、説明が多いけど、こちらは
可愛い描写も多い。
プラス、昨今の子育て情報も多くて
役に立つ。

主人公は、
私たち高齢者の子ども世代、
より少し下の世代かな。
親世代への言葉、もうボロクソ(苦笑)
でも、そうかもと思う。

私たちが子どもを産んだばかりの
30年前ころは
専業主婦のほうが多かった、
私の周りでは。
で、専業主婦VS働く母という
構図が少しはあったと思う。
今の都会では家賃、教育費など
両方が働かないと経済的に
難しいのが現実。


本を読んで温かい部屋でうとうとしていたら
ご飯作るのメンドウになった。
義務になると食事作りはメンドウ~~。
カンタンにポトフに。

小説ではイクメン君が興味深かった。
官僚のエリートで、
パートナーは外資系女性。
「~~できれば二人目は
キャリアに支障のないように」と
人生成功マップ作りに励む~?
シビア過ぎて笑える。

そのためには「スポット使い」?
わかりますか?

「~~家事が重労働だという認識が
この国にはないのだ!!~~」

こう書くと嫌な人みたい、
実際に上から目線ではあるのですが、
親に、とにかく「間違いのない道を~」と
育てられ、
お受験に奔走してきた自分の母親を
冷たい目、
どころかもう憎しみを抱いている。
子どもが思うように育つと思うのが
そもそも間違いだと、自分は棚上げして
怒り始めたり。
こういう男子、
いるようないないような。
でも大きなストレス抱えている人は多い。


「~~スティーブ・ジョブスは、
この国では途中で叩き潰される」


植物だって、同じ時期に買ったけど、
右はバイオ育ち。枯れそうだね、右さん。
育ち方が全然違う~~。

私の周辺の子どもたちも、
いろいろだよね、
思い通りには育たない~。

ともかく「普通」に育つこと自体が
ラッキーな時代。
普通の解釈が難しい、


こんな穏やかな表情を
持ち続けてほしいっ

「~今でも泣きたくなることあるし、
独りぼっちだと感じることある。
でも一度でも誰かに
優しくされた思い出があれば、
十分だって気がするの」
小説のなかの言葉。
優しくしましょう。
優しくしてもらいましょう。



じゃあ、バイバイ。
また来るね。
「ばあば、いなくなって寂しい?」と娘
「寂しくない」
言わせるな!って。
あっそう、でもまた来るよ。

一人暮らしになって、いろいろ余裕も
出てきたのかもしれません。
これまで心も時間も
いっぱいいっぱいでしたが、
周りのこと
少しは考えられるようになったかも。
この子たちには、
どんな未来が来るのでしょうか。
できることはしなきゃね、ゾンビなりに?
できればキョンシーといって欲しい。
可愛い感じがするから?
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