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癒しと撮影の絶好スポット・根津美術館で「是真展」

2012-12-14 19:47:08 | アート・美術展

根津美術館の「柴田是真展」が16日で終わるというので、平日ながら行ってきました。

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根津美術館は港区ナンバーワンの観光スポットだそうです。

港区だけではなく、庭園や美術館ではベスト3に入る場所だと思います。

素晴らしい庭園の写真はあとでご紹介するとして、是真は「幕末から明治にかけての、「超絶技巧」の漆絵師。

P1020603_2漆といえば、お茶の席での必需品棗でおなじみですが、彼は漆で絵画を描いた初めての人。漆ってすぐに固まるから絵画の材料としては難しいんですって。

面白いと思うのは、彼の遊び心。

たとえば、展示もされていた「花瓶梅図漆絵」

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「別冊太陽 柴田是真」(平凡社刊)
一見、古い木材に漆を塗って額にしたと思われますが、実はこれ全部紙に描いたもの。すべてが紙に漆を使って描かれた絵なのだそうです。

きものにもある、いわゆる「見立て」遊びですね。

15日の土曜日には、立命館大学の彬子女王殿下の講演があるというということですが、残念ながら応募できませんでした。

展覧会を見たあとは、広い庭園を散歩。

これが素晴らしい

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あちこちに仏像などが設置してあります。

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池に散ったもみじ。

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一人きものでしたが、どなたかが「写真撮りましょうか」と撮ってくださいました。

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「からくれないに水くくるとは」
池に落ちた紅葉のじゅうたん

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池に浮かぶ船

庭園の中にはいい感じのカフェもあって、スパゲッティなどの軽食ができるのも便利

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カフェからの景色。

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「きもの熱」(清野恵理子著・集英社)にも載っていますよ、根津の庭園。

根津美術館の館長の奥様。根津后方子さんです。美しい

本持っている方はぜひ見てみてください。

本日のきもの。

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型染め紬小紋に抽象柄袋帯

帯揚げ・濃い緑

帯締め・オレンジ

150年前にいきた才能と時間の凝縮にパワーをもらい、

素敵な庭を歩き、解放を感じる

すぐに帰るつもりが、素晴らしい時空散歩になりました。

興味ある展覧会があったら、ぜひ行ってみてください。きものの撮影のぴったり

学んで食べて、一日遊べます。

表参道から近いし、途中にプラダやイッセイ・ミヤケなどのショップも覗くのも楽しいです

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コメント (2)
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