心象風景 絵描きブログ

美術のこと、旅のこと、いろいろを心象風景を描くようにつづる絵描きの雑記。

消防馬車

2018-09-03 23:38:30 | 日記

消防博物館情報第三弾。正式には「馬牽き蒸気ポンプ」。

馬はもちろん造りもの。でも、迫力満点。なにより美しい。

明治3年にイギリスから来たと言う。ラッパを鳴らしながら火災現場に向かった。

「かーん、かーん、かーん、かーん・・・」というあの鐘の音ではなかったことに驚いた。

だってさ、江戸の火の見やぐらにも鐘があったよ。なぜラッパ ?

ラッパを吹きながら進む隊員を思い浮かべてたら、消防隊の楽隊と重なった。

今度からは楽隊をみるたびに消防馬車を思い出すね。

馬の立場で考えてみると、火元にどんどん近づいていくなんて、嫌だったろうね。

それとも、道ばたで見守る人々の歓声に気をよくしてたのかな。

最盛期には15台あったそうだ。30頭の馬はスターだったにちがいない。