心象風景 絵描きブログ

美術のこと、旅のこと、いろいろを心象風景を描くようにつづる絵描きの雑記。

ガラスのカタツムリ

2018-09-25 23:09:32 | 日記

ガラス製のペーパーウェイト。透明なガラスと白濁のガラスとでできている。

かたつむりは「でんでんむしむしかたつむり・・・」の歌でなじみ深い。雨の日によく出会った。

ゆっくり動くようすがおもしろくて、部屋の中にひもを張って、かたつむりを乗せた。

より高い方へいくと聞いて、そのようすを確かめたかった。

あまりにゆっくりなので、さすがに退屈してちょっとその場を離れた。

戻ると、かたつむりの姿はない。どこを探しても見つからず、行方不明になったまま。

あんなにゆっくりなのに、なぜ急に姿を消したのか、今でも謎。

初めてフランスで出会った「エスカルゴ」は、カルチャーショックだった。

ぼんやり聞いてはいたけれど、実際に油まみれのむきだしのカタツムリを見て、仰天した。

食文化の違いを否定する気はないけど、食べることはできなかった。今でも・・・

ペーパーウェイトとなったカタツムリはかわいい。紙の上にじっとしていてくれるはず。

でもでも、ひょっとして、目を離したスキにいなくなったりするのかな。