南の国の会社社長の「遅ればせながら青春」

50を過ぎてからの青春時代があってもいい。香港から東京に移った南の国の会社社長が引き続き体験する青春の日々。

ニューヨークでの収穫

2009-05-06 05:45:13 | Weblog
5日間のニューヨークの旅を終えて、ゴールデンウィーク
終盤の日本に立ち寄っています。今回の旅の主目的は、
会議だったのですが、今回の旅をちょっと振り返って
みたいと思います。

実は、ニューヨークのセントラルパークをローラーブ
レード(インラインスケート)で久々に走るというの
が計画の一つだったのですが、4月3日の日曜日が
あいにくの雨で、それを果たす事はできませんでした。
最後にニューヨークに来たの911の前のことなのです
が、出張で来るたびに、ローラーブレードをしていま
した。前回来たときにニューヨークのスポーツショッ
プで買ったローラーブレードの足首を止めるプラス
チックのベルトが壊れてしまったので、今回また新しい
ローラーブレードを買おうかと思っていました。でも
どうせ買ってもこの雨では使えないので、あきらた
のでした。

また、前回のブログでも書いたのですが、ニューヨーク
のスタンドアップ・コメディーで有名なThe Friars Club
に行ったこと。実際にプロの技を見る事はできませんで
したが、英語のジョークにほんのちょっとだけ目覚めて
しまいました。わけもわからずに面白そうなスタンド
アップ・コメディーのDVDを二枚購入しました。はたし
て彼らのジョークが理解できるかわかりませんが。

以前、何度か仕事をお願いしたことのあるイタリア系の
カメラマンとの再開も大きな収穫でした。彼と一緒に、
Soho Houseというオシャレな場所でのディナーをしま
した。屋上の小さなプールサイドを取り囲む座席に
ぎっしりとオシャレな格好をしたニューヨーカーたちが
たむろしていました。その日は、ケンタッキーダービー
だったのですが、ケンタッキーとは遥か離れたニュー
ヨークでも、華やかな飾りのついた帽子をかぶっている
女性たちをたくさん見られたというのは何か得した気分
でした。

あと、最終日の夜に、IN THE HEIGHTSというミュージ
カルを見ました。昨年トニー賞を受賞した作品ですが、
ヒップホップとラテン、サルサが入り交じるそのダンス
は圧巻でした。ニューヨークで、貧しいラテン系の人々
が住む一角を舞台にした人情ドラマです。大阪の何とか
新喜劇をラテン系ミュージカルにしたような内容(?)
ですが、やっぱり音楽とダンスはかっこよかったです。

あと、機内で見た「スラムドッグ&ミリオネア」です。
これは行きの飛行機と帰りの飛行機で両方とも見ました。
ムンバイのスラムの風景は何度か見たことがあるし、
インドで抜群の視聴率をとっていたミリオネアの番組、
インド映画のスーパースターのアミタブ・バチャン、
クリケットのスーパースターのサチン・ティンドルカル、
タジマハール、コールセンター、ビクトリア・ターミナル
(VT)の鉄道駅など知っている事物がいろいろ出てきた
のでこれまた得した気分。最後の踊りのシーンもインド
映画の流れとしては完璧に自然。見れば見るほど素晴ら
しい映画でした。

さて、昨日、成田空港に到着したのですが、検疫で時間
がかかってしまいました。飛行機は4時頃到着したので
すが、検疫官が到着するまで機内で30分待ち、さらに
医者が到着するまでに30分待ち、さらに機内でインフル
エンザの可能性がある人が出たというので付近の座席の
人は機内で待機となり、30分くらいして感染性のもので
はないとうことがわかったので、無事に解放されました。
その間、フライトアテンダントの人たちは、雑誌を持っ
てきてくれたり、水を持って来てくれたりしたのですが、
マスクもせずに危険と対応しないといけない彼女たちの
仕事も大変だなあと思いました。

さて、今度次にニューヨークに行けるのはいつのこと
になるのでしょうか?