それはついこの間の事でありながら、
遠い過去の出来事のような気もして、
あるいは映画か何かで見た光景のような
画面全体にソフトフォーカスがかかって
いるような、ロマンチックな思い出として
残っています。この記憶は、年月とともに
さらにロマンチック度が熟成されていくのでしょう。
この写真は、ハワイの結婚式を12月8日にしたときに宿泊した
ワイキキのモアナ・サーフライダーです。
ここは1901年にできたワイキキで最も伝統のあるホテルで、
「ワイキキのファーストレディー」とか呼ばれているホテルです。
シンガポールのラッフルズホテルに似た感じもあり、シックな
建築様式で、ワイキキのほぼど真ん中に立地しています。
このホテルは、ウェディングドレスが非常に似合い、実際、
私たちが滞在していた数日間、毎日のように花嫁姿を見ました。
私たちも、みんなに見られて、ちょっと恥ずかしかったのですが、
フロントの人たちが、"Congratulations!"と声をかけてくれたり、
リムジンで帰ってきたときに、ベルボーイが赤いバラを一輪彼女
にくれたりして、とても幸せな雰囲気に包まれていました。
また、彼女(=下町娘)が感動したのは、ホテルの玄関前で
リムジンを降りたとき、たまたまそのあたりに日本人の中年夫婦
がいて、「おめでとう!よかったね」と声をかけてくれたことです。
全然知らない赤の他人なんですが、そういうふうに気軽に声を
かけて祝福してくれたことが、彼女にとっては、何よりも感動的
だったようです。「あれってけっこう下町の人かもしれないよ」
と彼女は言っていました。自分たちだけではなくて、回りのみん
なに幸せをお裾分けした感じで、なんかとても嬉しくなりました。
結婚式って、自分たちだけが幸せになるだけでなく、回りの人
たちをも幸せにする効能を持っているのだなあとあらためて思い
ました。今回、こちらでは二人だけの結婚式だったのですが、
彼女が東京の下町に帰って、まわりの人たちに幸せを振りまいて
いることだろうと思います。まるでサンタクロースがプレゼント
を配るように、幸せのエッセンスを彼女が配っているんだと思う
と、嬉しくなります。
ということで、またおのろけのような感じになってしまい、
皆様さぞ辟易されていることかと思います。
なにとぞ今しばらくのご辛抱たまわりますよう。
ところで、遠距離恋愛のホームページを見つけました。アドレス
がズバリ、http://www.enkyori.com/となってます。
この中に、遠距離のコツのようなものが出ていて、こんなことが
書いてありました。ちょっと引用させていただきます。
「相手に言葉でちゃんと伝えねば相手は決してわからないという
ことです。逆に、あなたが相手の気持ちを知ろうとし、それを
理解した相手があなたにちゃんと言葉で伝えようとしない限り
わからないということです」
これは遠距離では大切なことです。いえ、本当は通常の生活でも
大切なことなのかも知れません。
日本人はとかく、以心伝心ということを重んじて、言葉で言わない
でもわかるだろうということを考えます。むしろストレートに
言わないほうがよいと考えがちです。しかし、この考えが大きな
誤解を生んだりするので困ります。お互いにわかったつもりに
なっていても、実は全く別のことを考えていたりするということが
多いです。これは、恋愛関係だけでなく、仕事でもこういう
コミュニケーションギャップの問題は多くありますが。
以心伝心とは180度違う国のアメリカでは、夫婦の間で常に
"I love you"と言いあうことが必要という話をよく聞きます。
わかりきったことでも、明確に言葉にすることが重要視される
文化です。日本人からすると、ちょっとこっぱずかしいし、
照れてできないということになるのでしょうが、遠距離(しかも
国際級の)になると、アメリカ人のように、気持ちを言葉にして、
誤解のないように伝え合うということが重要になってくるのかと
思います。淋しいのなら「淋しい」と、嬉しいのなら「嬉しい」
と、わかりやすい言葉にしていかないと距離の障壁に負け
しまうのですね、きっと。
数ヶ月前に、ちょっとした勉強会で「プレゼンテーションスキル」
というテーマで講演したことがありました。その中で、
宮智宗七さんの「いまなぜビジネスコミュニケーションか」(サイト
はこちら)という本を引用させていただきました。
これによると、日本人は、会話能力と説明能力に極端に劣っている
のだそうです。それが国際ビジネスでの商談や、プレゼンテーション
の時に顕著に出るという話でした。今後、これを改善していかないと、
日本人はグローバルビジネスに取り残されるぞという警鐘です。
日本人はとかく「あいまい」であることをよしとするので、結果的
には、例の耐震強度の偽装問題のような、誰が何をどのように指示
しているのかよくわからないようななんだかもやもやしたことになる
ことが多いです。日本人は、物事を曖昧にしてしまうことが好きな
ようです。
このような視点で、「功名が辻」の千代さんの一豊君に対する意思
疎通を見ていると、言いたいことは、結構ずけずけと言っている。
しかしながら、それがいやみになっていないというところが表現力
の巧みなところであります。自分で答えがわかっているのに、
一豊君に質問の形でなげかけ、一豊君があたかも自分で回答を導き
だしたかのように思わせて、しかもその作戦を相手に全く悟らせない。
これは、教育者としては鏡です。現代で言えば、素晴らしいメンター
です。いろいろ勉強になります。
今週末は、もうクリスマスですね。クリスマスという大事な日に
一緒にいられないということは、ちょっと寂しいことではありますが、
聖夜は、気持ちを研ぎすませて、テレパシーでも使ってみますか。
遠い過去の出来事のような気もして、
あるいは映画か何かで見た光景のような
画面全体にソフトフォーカスがかかって
いるような、ロマンチックな思い出として
残っています。この記憶は、年月とともに
さらにロマンチック度が熟成されていくのでしょう。
この写真は、ハワイの結婚式を12月8日にしたときに宿泊した
ワイキキのモアナ・サーフライダーです。
ここは1901年にできたワイキキで最も伝統のあるホテルで、
「ワイキキのファーストレディー」とか呼ばれているホテルです。
シンガポールのラッフルズホテルに似た感じもあり、シックな
建築様式で、ワイキキのほぼど真ん中に立地しています。
このホテルは、ウェディングドレスが非常に似合い、実際、
私たちが滞在していた数日間、毎日のように花嫁姿を見ました。
私たちも、みんなに見られて、ちょっと恥ずかしかったのですが、
フロントの人たちが、"Congratulations!"と声をかけてくれたり、
リムジンで帰ってきたときに、ベルボーイが赤いバラを一輪彼女
にくれたりして、とても幸せな雰囲気に包まれていました。
また、彼女(=下町娘)が感動したのは、ホテルの玄関前で
リムジンを降りたとき、たまたまそのあたりに日本人の中年夫婦
がいて、「おめでとう!よかったね」と声をかけてくれたことです。
全然知らない赤の他人なんですが、そういうふうに気軽に声を
かけて祝福してくれたことが、彼女にとっては、何よりも感動的
だったようです。「あれってけっこう下町の人かもしれないよ」
と彼女は言っていました。自分たちだけではなくて、回りのみん
なに幸せをお裾分けした感じで、なんかとても嬉しくなりました。
結婚式って、自分たちだけが幸せになるだけでなく、回りの人
たちをも幸せにする効能を持っているのだなあとあらためて思い
ました。今回、こちらでは二人だけの結婚式だったのですが、
彼女が東京の下町に帰って、まわりの人たちに幸せを振りまいて
いることだろうと思います。まるでサンタクロースがプレゼント
を配るように、幸せのエッセンスを彼女が配っているんだと思う
と、嬉しくなります。
ということで、またおのろけのような感じになってしまい、
皆様さぞ辟易されていることかと思います。
なにとぞ今しばらくのご辛抱たまわりますよう。
ところで、遠距離恋愛のホームページを見つけました。アドレス
がズバリ、http://www.enkyori.com/となってます。
この中に、遠距離のコツのようなものが出ていて、こんなことが
書いてありました。ちょっと引用させていただきます。
「相手に言葉でちゃんと伝えねば相手は決してわからないという
ことです。逆に、あなたが相手の気持ちを知ろうとし、それを
理解した相手があなたにちゃんと言葉で伝えようとしない限り
わからないということです」
これは遠距離では大切なことです。いえ、本当は通常の生活でも
大切なことなのかも知れません。
日本人はとかく、以心伝心ということを重んじて、言葉で言わない
でもわかるだろうということを考えます。むしろストレートに
言わないほうがよいと考えがちです。しかし、この考えが大きな
誤解を生んだりするので困ります。お互いにわかったつもりに
なっていても、実は全く別のことを考えていたりするということが
多いです。これは、恋愛関係だけでなく、仕事でもこういう
コミュニケーションギャップの問題は多くありますが。
以心伝心とは180度違う国のアメリカでは、夫婦の間で常に
"I love you"と言いあうことが必要という話をよく聞きます。
わかりきったことでも、明確に言葉にすることが重要視される
文化です。日本人からすると、ちょっとこっぱずかしいし、
照れてできないということになるのでしょうが、遠距離(しかも
国際級の)になると、アメリカ人のように、気持ちを言葉にして、
誤解のないように伝え合うということが重要になってくるのかと
思います。淋しいのなら「淋しい」と、嬉しいのなら「嬉しい」
と、わかりやすい言葉にしていかないと距離の障壁に負け
しまうのですね、きっと。
数ヶ月前に、ちょっとした勉強会で「プレゼンテーションスキル」
というテーマで講演したことがありました。その中で、
宮智宗七さんの「いまなぜビジネスコミュニケーションか」(サイト
はこちら)という本を引用させていただきました。
これによると、日本人は、会話能力と説明能力に極端に劣っている
のだそうです。それが国際ビジネスでの商談や、プレゼンテーション
の時に顕著に出るという話でした。今後、これを改善していかないと、
日本人はグローバルビジネスに取り残されるぞという警鐘です。
日本人はとかく「あいまい」であることをよしとするので、結果的
には、例の耐震強度の偽装問題のような、誰が何をどのように指示
しているのかよくわからないようななんだかもやもやしたことになる
ことが多いです。日本人は、物事を曖昧にしてしまうことが好きな
ようです。
このような視点で、「功名が辻」の千代さんの一豊君に対する意思
疎通を見ていると、言いたいことは、結構ずけずけと言っている。
しかしながら、それがいやみになっていないというところが表現力
の巧みなところであります。自分で答えがわかっているのに、
一豊君に質問の形でなげかけ、一豊君があたかも自分で回答を導き
だしたかのように思わせて、しかもその作戦を相手に全く悟らせない。
これは、教育者としては鏡です。現代で言えば、素晴らしいメンター
です。いろいろ勉強になります。
今週末は、もうクリスマスですね。クリスマスという大事な日に
一緒にいられないということは、ちょっと寂しいことではありますが、
聖夜は、気持ちを研ぎすませて、テレパシーでも使ってみますか。
ハワイの挙式を推奨したのはどなたさまでしょうね。。。
うちの会社は、近場のリゾート、ビンタン島にも慰安旅行はできません。
このブログは世界中の人(?)が見ておりますので、ムッシューというのはよくわからないと思います。
私の幸せを皆さん応援していただきましてありがとうございます。
お話はダーリンから聞いておりますが、いつもお世話になっているようで、どうもありがとうございます。
お料理教室のアシスタントをしていた頃のレシピがたまっていますので、早くダーリンの為にご飯を作ってあげたいのですが、今は離れ離れの寂しい生活です。
毎日忙しいダーリンが、1人で行けるお店があるって素敵な事だと思います。
男性にはそういう場所が必要ですものね。
もうしばらくお世話になると思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。
でも、女性スタッフさんのお店と聞いて、ちょっと心配・・・ダーリンを誘惑しないでくださいね
なんて失礼な発言お許しください。
どうぞ、これからもよろしくお願いいたします。
追伸:ダーリンはムッシューって呼ばれているのですかぁ?そんな雰囲気あるかもしれませんが・・・。