自然のシャワーを浴びながら:パート2

定年後の主人と晴歩雨読の日々。同じタイトルのニフティのブログ の続きです。

玉川上水道~多摩川サイクリングロード

2022-07-12 | サイクリング
朝から今にも泣きだしそうな空だったが……。
孫のサクラ(長女の子)の一言、じいじのトマトが食べたいで、私が宅配バアバをする事になった。
チャリでせっかく拝島まで行くのだから楽しみながら……。
今日のサイクリングで一番嬉しかった事、それは白いスイレンの花が見れた事。
昨日は登りで凄ーく汗かいたが、今日は川沿いの涼やかな風が吹いて、ペダルも軽くルンルン。
浅間岳へ登る時いつも通る羽村堰下橋の近くに、玉川上水道を造った玉川兄弟の像がある。
ほとんど無視で急いで山頂目指してばかりなので、今日はじっくりとお二人にご挨拶。
ここ羽村の取水堰から玉川上水道が始まっている。
確か小学校4年生くらいで玉川上水道を習うので、都心からも小学生がバスで来ている。
郷土博物館でも詳しく習う事ができ、身近に感じる事ができる。
江戸幕府が市中の水不足を解消する為に、掘った用水路が玉川上水道。
距離にして約43キロで絶えず清流が流れている。

羽村の堰(取水堰)から今日は多摩川を渡って浅間岳へは向かわず、玉川上水道に沿って拝島を目指した。
羽村橋の次に玉川上水道にかかる橋、堂橋の上から。
続いて新堀橋、加美上水橋、福生新橋と、玉川上水道の上にかけられた橋が次々と。
羽村の堰付近は4月は桜並木が美しいが、今は緑が映える。
左手に玉川上水道の流れを見ながら、雑木林の中の遊歩道を快適に走って走って……。
富士山が見えるちょっとした丘があるが、今日はどんよりで全く見えず。
福生新橋からは上水道に沿った道が車道に変わるので、サイクリングロードへ。

福生の長徳禅寺の前を通過したら、スイレンの花が見えたので立ち寄って見た。
ハスの花はピンク色だけだと思っていたが、長徳禅寺の庭に白いスイレンが咲いていた。
写真を撮っていたらお寺の人が、奥に白いスイレンも咲いてますと教えてくれた。
昨日咲き出したそうで、3日で散ってしまうからラッキーでしたね~って。
朝に咲いて夕方には散ってしまうスイレンの花故に、睡蓮という名前が付いたとか。

多摩川にかかる永田橋、睦橋を右手に見ながら、サイクリングロードをひた走り。
多摩川沿いの広々とした福生南公園を1周。
浅間岳より野鳥の森より、今日はたくさんの鳥さんがさえずっていた。
じゃぶじゃぶ池のような場所もあったりして、市民の憩いの場となっていた。
公園内で見つけた山野草たち。
同じナス科のジャガイモやナスに似たワルナスビ。
花も葉も実も全部有毒だって、知らないと怖いこわい。

ヨウシュヤマゴボウの薄いグリーン色の花。
牛蒡の仲間ではなく根っこが牛蒡のように長いから、この名が付いたようだ。
秋にブドウのような黒い実がなるが、赤紫の汁が付くとシミになって取れないんだよね~。

拝島の娘のマンションにじいじの畑の野菜を置いて、帰りは線路沿いをひた走り。
途中から小雨交じりとなり、でも途中で花を見つけるとチャリをおりてパチリ。
ヤブカラシという名前が付いたくらいだから、生育の旺盛さが分かる。
地下茎も抜いても抜いても再生してくるとか、花は小さくオレンジ色でかわいいんだけど。

五日市線から青梅線と線路の上を渡って、福生熊川近くの五丁橋の上からの玉川上水道。
ここまで来ると何度も走っているからホッとできる。

待ち針みたいな蕾と小さな星のような花が集まった花。
見た目が華やかで可憐で私の好きな花、ボタンクサギを通りかかった公園で見つけた。
クサギの木と同じように、枝や葉っぱに臭気があるのが残念、でも花はよい香りがしていた。
8時に家を出て3時間のサイクリング、運動を兼ね孫に喜ばれ、一石二鳥となったかな。
コメント
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