文庫が発売され、すぐに購入したのだけれど、読めないままズルズルと。
やっと読了。
読み始めたのは先週くらい。
お昼休みのお楽しみだったのだが、途中から細切れに読むことができなくなり、下巻に至っては昨日の夜から読み始め、一気に最後まで。
以下、感想。
ところどころ不思議な箇所がでてくる。
小説だからそれは違和感だけで過ぎていく。
だが、広げた風呂敷が広すぎて落ち着かない。
登場人物が多すぎて、頭が整理できない。
お昼休みの20分程度でちょこちょこ読み進めていると、
行きつ戻りつ人物を追いかけながらになる。
ミステリなんだぞ、と言われたらそれまでなのは承知。
海外小説も苦手なぼくにとってはそれがキツかった。
しかしながら、筆の運びはさすが。
登場人物が多くても、それぞれが交差して絡み合う。
先が気になって仕方がない。
医療に従事している作者だからこその描写はリアリティ十分で、時間を忘れる。
極端な医師や看護師が描かれているが、本当の病院でもそのような人物が存在していそうで恐怖を覚えた。
本当はそうではないことを強く願う。
前作、「チーム・バチスタの栄光」を読み終えた後に思ったことを再び思った。
不定愁訴外来のコンセプトはどの仕事にも必要なのではないだろうか、と。
自分を含め、大人は他者とかかわる時に『聴く』という基本的なことを忘れがちになっている気がしてならない。
やっと読了。
読み始めたのは先週くらい。
お昼休みのお楽しみだったのだが、途中から細切れに読むことができなくなり、下巻に至っては昨日の夜から読み始め、一気に最後まで。
以下、感想。
ところどころ不思議な箇所がでてくる。
小説だからそれは違和感だけで過ぎていく。
だが、広げた風呂敷が広すぎて落ち着かない。
登場人物が多すぎて、頭が整理できない。
お昼休みの20分程度でちょこちょこ読み進めていると、
行きつ戻りつ人物を追いかけながらになる。
ミステリなんだぞ、と言われたらそれまでなのは承知。
海外小説も苦手なぼくにとってはそれがキツかった。
しかしながら、筆の運びはさすが。
登場人物が多くても、それぞれが交差して絡み合う。
先が気になって仕方がない。
医療に従事している作者だからこその描写はリアリティ十分で、時間を忘れる。
極端な医師や看護師が描かれているが、本当の病院でもそのような人物が存在していそうで恐怖を覚えた。
本当はそうではないことを強く願う。
前作、「チーム・バチスタの栄光」を読み終えた後に思ったことを再び思った。
不定愁訴外来のコンセプトはどの仕事にも必要なのではないだろうか、と。
自分を含め、大人は他者とかかわる時に『聴く』という基本的なことを忘れがちになっている気がしてならない。
ナイチンゲールの沈黙(上) [宝島社文庫] (宝島社文庫 C か 1-3 「このミス」大賞シリーズ)海堂尊宝島社このアイテムの詳細を見る |
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トラックバックお待ちしていますね。
TBありがとうございます。
さっそくこちらもTBしておきましたよ。
楽しい本をこれからも紹介してくださいね。