そういう意味では拉致被害者も同じようなものである。
私も含める。
村上春樹は善も悪も結局のところ無いようなことをいう。
核兵器廃絶に三宅一生が一役買っている。オバマ大統領に親書を出した。
今年の広島原爆投下の日には参加しろという内容である。
拉致被害者も自分たちの被害ばかりを言わず広島にも参加してはどうだろうか?
アメリカの落とした核兵器で何十万の人々が死に追いやられて、今もその後遺症を引きズっているいる人々がたくさんいる。肉体だけの痛みよりも心の痛みも激しいのである。
三宅一生も原爆被害者であった。
田原総一郎がいうように拉致されて無くなった人もいるであろう。
いや、生きている根拠の方が無いという確率の方が高いのである。
横田めぐみさんの遺骨のDNA検査にしても二つの研究所での検査結果は相反するものであった。
もし、無くなっているということであれば、拉致被害の会は崩壊しかねない。存続させる根拠が失せるのである。横田めぐみさんの旦那の家族は韓国から北朝鮮に渡って会いに行ったが、横田夫妻はあらぬ理屈をつけ、北朝鮮に行くことをしなかった。孫にも会えたにも関わらず政治的策略などと言っていたのには疑問を感じた。個人的な悲しみの場合政治的判断をやる必要はない。すぐ会いに行くのが正しいのである。いろんな意味で30年は親であろうが子であろうとそれぞれの定めの中で生きて行くものである。子供が子供のままでさまよい生きているわけではない。ある時から決断しなければならないということを自覚しない人間はいないだろう。どんな境遇もそれが自分自身の人生上にあることであるなら、それに従わざるを得ない。ああなればいいだろうこうなればいいだろうとは思うがそれが運勢である。バカでも首相になる人間もいれば、利口でも教授になれない人間もいる。
tbsnews
有本さん両親、田原総一朗さんを提訴
北朝鮮に拉致された有本恵子さんが「生きていないことは分かっている」とテレビ番組で発言したジャーナリストの田原総一朗さんに対し、有本さんの両親が慰謝料を求める訴えを起こしました。
訴えによりますと、田原総一朗さんは4月24日深夜に放送されたテレビ朝日の番組で、「拉致問題の交渉が難航しているのは、被害者が生存しているとの前提で政府が交渉しているためだ」として、「有本恵子さんらについては、外務省も、生きていないことは分かっている」と発言しました。
この発言に対し有本さんの両親は、「生きていると思って懸命に運動しているのに感情を傷つけられた」として、田原さんに1000万円の慰謝料を求めています。
「お金(慰謝料)はいただく気持ちはありません。田原さんがウソをついていらっしゃるか、外務省の方が偽っていらっしゃるか、そこのところ分からないんですけど、それをはっきりしたいための裁判なんです」(有本さんの母 嘉代子さん)
田原さんは謝罪はしたものの、発言自体は取り下げていないということです。(16日18:03)