四季の書斎 世界は破滅に向かっている。

永遠不滅の生き方を提供!

今日は七夕であるが、旧暦では8月7日になる

2009年07月07日 18時30分48秒 | 政治・経済
今日誕生日を迎える人に大川隆法がいる。
衆議院選挙には幸福の科学から300人が立候補するという。

幸福の科学に関するパンフレットを貰って読んだが、宗教を感じさせない内容のものである。
大体新興宗教の多くに共通する現世御利益や冥土の土産的発想は滑稽である。

よく利回り利率の良いうまい儲け話にだまされる人々が後を絶たないが、結局同じような人々が人間の人口のほぼ全域を占めていると言える。

人間はいかなることを成していても何らかの魔物に引き寄せられだまされるのである。
金持ちは金持ちで、地位の高い人は地位の高い人で、瞑い迷妄の中にいる。

そもそも七夕は中国で伝説である。
クリスマスが日本のものでないように、バレンタインが日本のものでないように、一体日本人のものでそれらしい行いができるものは実質的には少ない。

たとえば足利事件のように冤罪であることが、動かしがたい定めであるように、その他の人生を歩むことができない以上、それは取り返しがつかないのではなく、それ以外の人生は約束されてはいなかったのである。

ここで初めて物語の伝説はその土地に根付くものが出来上がっていく。すべてが失われ取り返しのない人生などは存在しないのである。すべてが人生なのだから、その人の個性であるのだから、取り返す必要は何もない。ただ自分の人生が他人と比べなければ貴重な人生でしかない。すべてはありのままで、尊い。個々人の尊厳はその人生である。たとえ、貧乏であり、学校へ行けなくともそれは悪いことでもなければ良いことでもない。

幸福の科学のように何か幸福になるための科学が存在すると考えるほど滑稽なことはないのである。

金も学歴も社会的地位も土地もある人にとっては何ら魅力がない場合もあり得る。
人間は死ぬまで辛苦の中で生き続ける。安らぎは死とともにやって来る。それまではただひたすら自らの仕事に忠実であるだけである。


忠臣蔵と太平洋戦争

2009年07月07日 15時39分54秒 | 文学・思想
忠臣蔵(1701)と太平洋戦争(1941)
これらは敵と恨みの問題を含んでいる。

戦後一貫して日本はアメリカと軍事同盟を続けてきたが、進駐軍が常駐する期間はアメリカが占領国であったから日本は独立を勝ち得てはいなかった。

戦後、日本は戦争に負けたのであって、アメリカの奴隷に成ったのではないと、白洲次郎の言葉を引用するが、白洲自身はそんな言葉を言ったわけではなく、占領されているのに文句など言えるはずはないというくらいのことは言っている。

日本は事あるごとに日米同盟の危機説を開陳しその都度アメリカへの資金の肩入れを行ってきた。

それほど日米同盟が大切であると考える必然はどこにあるだろうか?

もちろん同盟関係を結ぶのは時と場合によっては必要である。しかし、一方的な同盟関係というものはありえない。その辺のことはアジア・アフリカの植民地になった国が独立を果たした暁には占領軍は撤退するのが筋である。その後同盟を結ぶには同等の関係を維持すべきなのである。

ところが我が国は戦後一貫して米軍は沖縄や小笠原を返還した後も継続して米軍基地を置いている。

太平洋戦争の敵国はアメリカである。しかも原子力爆弾を2つも投下された国である。ウランとプルトニュームをひとつづつお見舞いされ、その後は深沈の状態でなんでもハイハイでやってきた。

これを忠臣蔵に重ねて考えてみると、吉良を斬りつけた浅野内匠頭が幕府がけんか両成敗の掟をないがしろにして、アサノタクミノカミを切腹にしたということから、君主のかたき討ちが始まる。本来なら敵が吉良なのか幕府なのかじっくりと考える必要はあるだろう。

原爆投下jされた人々の心情は意外と静かである。
自爆テロで米兵を攻撃することもなければ、8月にならなければ特別の抗議もない。
日本人の人の良さと優柔不断の態度が結局のところ甘く見られてしまうのである。

これは韓国にも中国にも見透かされる日本人の態度である。

恨み骨髄に徹するということが、日本人にはないのである。
恨みつらみが100年やそこらで消えるものではない。


朝ズバがバカズバに

2009年07月07日 07時50分02秒 | 社会問題
一時朝ズバを5時半始発で見ていたことがある。
朝ズバで勢いよく始まる、蓑虫紋太郎の威勢のよい掛け声とともに始まる。

乱したのはヒューザーの建築耐震設計の偽装問題が世間の注目を引いていたときである。
なぜあの時にああいう問題が話題になったのかはよく分からない。

建築偽装、耐震偽装はかなりどの建築でも行われている。麻生セメントでも強度の弱いセメントを使っていたということが、フラッシュ的なニュースで取り上げられたが、それらはすぐに沙汰消えした。

高速道路や地下鉄工事などは偽装強度のメッカである。
その内地震が起きれば新しく作られている場所の方が早く崩壊する恐れがある。
都営12号線はことの他危険地帯だという。

朝ズバは5時半の勢いだけになり、まるで縮んだ風船のようである。
コメンテータの質の悪さには定評がある。
tbsそのものが低調気味であるのはnews23が30分番組に降格し、NHKからやってきたお狸御前のような東大出身のアナウンサーでは番組を取りまとめる力はない。

どの番組を取って見てもtbsは低調である。

朝ズバはtbsの月尾教授のマンネリ的な内容番組の後に始まるが、一応朝一の番組である。
女子穴の質も落ちているが、ニュースの内容も無いようになってきている。

それにしても日本の景気落ちと番組落ちとCMだけがやたらと増えている状況から考えると、報道番組としてはお粗末すぎるようになってきた。放蕩番組に堕しているようなものである。

ホットケナイ、ホットケナイ!