今日は、午前中は仕事でその後、夕刻から大学院関係有志の忘年会で、ふぐ料理の名東区本郷「楽楽楽(さんらく)」にて、ふぐ刺し、唐揚げ、ふぐちり、ふぐ雑炊、追加で焼白子と白子蒸し。ひれ酒がついている。
リーズナブルの値段でおいしくふぐを食べた。
名東区本郷「楽楽楽(さんらく)」(ふぐ料理):http://g.pia.co.jp/shop/6644
12月14日の日曜日、休みだったので、オークランドからフェリーで30分ほどで行けるWaiheke島にワイナリーとオリーブ農場めぐりのツアーにいってきたのだが、そのとき、オリーブ農場で4種類のオリーブオイルを買ってきた。
今夜はそのテイスティング。ちかくの「メゾンカイザー」でバゲットなどを買ってきて、オリーブオイルの味見。
小松菜のパスタ(小松菜の軸と葉とを分けて、葉を水とともにフードプロセッサーで粉砕。一煮立ちさせたあと、パーパーフォルタでゆで汁をのぞき、豆乳で小松菜の葉を塩胡椒、赤唐辛子小口切りでパスタソースとする。軸は細かくきざみ、フライパンで油なしで炒める。加減で水分が飛びきっていない場合は、電子レンジなどを併用。生パスタのフェトチーネを茹でて、小松菜の葉と豆乳のソースでからめ、大皿のもって、から煎りした小松菜を散らす)
ルッコラ、ブロッコリースプラウト、マッシュームのパスタ
Rangihoua Estate, Waiheke Island: http://www.ranhihoua.co.nz
このオリーブオイルは、日本でも販売するようになったそうで、http://www.rangihoua.jp
朝早くオークランドの宿をチェックアウトして、タクシーで空港へ。そして現地8時半発のニュージーランド航空で、関空に15時40分ぐらいに到着。ニュージーランド航空が用意してくれている無料のバスで名古屋駅までかえってきた。到着が20時頃。阪和道、西名阪、名阪国道,東名阪を乗り継いで、ほぼ3時間ほどのドライブだった。予約していた客は私ひとりで、添乗員の方といろんな会話をしながらかえってきた。
機中、ビデオオンディマンドのシステムが席に装着されていたので、結構楽しんできた。中でも、ラグビーの「オール・ブラックス」のテストマッチがなかなかだった。試合前、対戦国の国歌が歌われるが、ニュージーランドの国歌がマオリ語だったということに初めて気がついた。チームはマオリが主要メンバーであることは知られているが、また、同時に、マオリの「ハカ」という闘いの前の雄叫びのパフォーマンスは感動的である。チームのJoe Rokocokoという11番は、均整のとれた100キロほどもある巨体であるにもかかわらず、100メートルは10秒台という俊速で、サイドステップで相手陣を抜いていくすがたもまた感動した。
スーパーで買い物をして、鯵と鰈の刺身とキノコと空芯菜の炒め物をつまみながら、ワインを飲む。
四時半すぎ、今日の予定を終えて、お世話になった研究所の皆さんに別れを告げる。
短時間ではあったが、とても、インスピレーションをもらった気がする。
今晩の食事は、フュージョンということで、探したのだが、つまりは、エスニックは今ひとつだったとしたら、その中間はどうかということではある。
グレープルルーツサラダ(香草の摘み菜とクラッシュナッツ、ナンプラーとベトナム風の酢。悪くないと思う)で、あまりにも小さかったので、次のオーダーがあったけれど追加して、エビのミンチのフライを頼んで、これはこれでおいしかった。
メインに頼んだのが、ペナンカレーという名前だったのだが、ジャガイモとチキンのカレーで、スパイシーだったが、甘みが出て、ちょっと食べることはできなかった。
はじめ、この店に入ったときには、あまりにも客がいなくて、引き返したくなったが、八時すぎるとさすがに客が入ってきた。
ニュージーランドのサマータイム、確かに商用的にはいいのかもしれないけれど、八時半ぐらいまでも明るい(夕方の感じ)なので、どおなの?遅くまで客は動くかもわからないけれど、9時近くでも道は交通ラッシュ。かといって、研究所の事務の人は4時にはかえっている。まあ、いいんだけれど、ね。
今日の午前中、プレゼンテーションをして、昼食はここでお世話になっている先生と会食。午後は、研究所で仕事。先生は、昼食に日本食と考えてくれたようだが、この店は、ありがちな、韓国系の日本食。要は唐辛子とニンニク、ごま油を抜いたら区別がつきにくいという判別点をかいくぐっているレストラン。客も韓国系がほとんど。もっとも、別に、たいして変わりがないともいえるのだけれど。あとは、アイデンティティの問題で、日本人としては、これとは違うと思うけれど、味としては、まあ、こんなものかと。
今日は午前から日差しが強くなり、気温が上がった。友人によれば、夏らしくなったとのことである。
夕食は、パーネルという中心街からは少し外れるがおしゃれなブティックや飲食店が並ぶ郊外に行ってみた。といって、市内中央にある大学近くの宿舎から歩いて10数分のところにある。
スイート・チリ・ダック
チャナ・マサラ
キュウリのヨールグロライタ
ここは、タウンガイドにも載っている、一応定評のある店なのだが、今ひとつか。エスニック料理は、オーストラリアの方が一日の長ありとみた。欧風料理は、オーストラリアよりも、よいと思うけれど。
午前中、オークランド市内(といっても、町外れ)のマオリの居住地に連れて行ってもらった。海岸近くの丘の上にある広々とした景観。日中は、オークランド大学内の研究所で過ごす。
昨日の日焼けが相当ひどい。大学内の薬局に行って、炎症を抑えるジェルを買ってきた。本当は、昨日すぐに手に入れることができればよかったのだけれど。
夕食は、先週もいった "O’Connell Street Bistro"。早めにいったので、次の客が来るまでの間という条件で、予約なしでいれてもらった。
ロケットとパルメジャーノチーズのサラダ
ラム肉のロースト、ジャガイモとビーツのマッシュ添え
食後にNZ産のウォッシュタイプのチーズ(でも、今ひとつだった)
滞在しているホテルのもっとも近いレストランのひとつ"Khao San Restaurant"(タイ料理)に初めてきた。悪くないと思うが、それほどスパイシーという訳ではない。
タイ風さつま揚げ(魚肉)
タイ風さつま揚げ(エビ)
豚肉のラーブ
ラーブは、私のレシピの方がエスニックでおいしいと思う。さつま揚げは、ちょっと、お手上げだけれど。定番のスィート&ペッパーのソース(ありきたり)では、さつま揚げもちょっとかわいそうかもね。おいしいだけに。
今日は予定がなく、ワイナリー巡りにでも出かけようと、バスで行くツアーを申し込んだのだが、満席でうまく行かなかった。それではということで、オークランドの沖20キロほどのところにあるWaiheka島にあるワイナリーとオリーブ園を巡るというツアーに申し込んだ。
ピアの案内所で30分前に申し込んだのだが、たまたま、カウンターにいたのは日本人の女性で、てきぱきと処理してくれた。外見は日本人には見えないぐらいとうちにとけ込んでいたのだけれど。
ツアーは、ピア(埠頭)から出発するフェリーと島内のバス、ワイナリー3カ所(Stoneridge, Wild on Waiheke, Mudbrick)、オリーブ園1カ所(Rangihoua)の料金が含まれている。11時のフェリーで出発し、16時Waiheka発のフェリーで帰ってきた。正味の時間としては、11時から、ピアにかえってきた16時40分の約6時間ということになる。
この島のワイナリーは1990年代に入ってから、また、オリーブも12年といっていたから、必ずしも古い産業ではないが、島の土壌が適していることが判明して、最近増えているとのことである。
ちょうど、昨晩?、ピアにあるヒルトンホテルの脇の埠頭に「Dawn Princess」という客船が巨体を浮かべていたのでその写真も貼付しておくことにする。
Stoneridge Winery
Dawn Princess
2008-12-14 14:28:15 |
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隈 研吾、2008、『自然な建築』、岩波書店(岩波新書)
二十世紀を代表する建築素材はいうまでもなくコンクリート素材である。どこにでもあった、鉄と組み合わせる強度が高く、高層ビルもまた可能になった訳であるし、同時に整形も用意で、どんな形も作ることができる。また、タイルや石材などを表面にほかの素材を貼付けてしまうこともできる。いってみれば、ある種の究極の建築素材であるコンクリートにたいして、それまで建築素材であった、木や石やレンガ、粘土などは、脆弱だったり、形に融通性がなかったりする。
本書では、建築家「隈研吾」が、様々な自然素材を生かして、どのように造形したのか、その構想や裏話を交えて記していて、とても面白かった。
強度と素材を規制する建築基準法をクリアしつつ、コンクリートや鉄に比べると強度の低い素材を生かし、また、自然景観にそぐうようなデザインをとりいれた隈の作品が例示されている。掲載されている写真は美しいが、モノクロなので、なんなら、ウェブでクロスレファレンスしながら読むのもいいだろう。
隈研吾建築都市設計事務所:http://www.kkaa.co.jp/J/main.htm
2008-12-14 05:49:46 |
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今日は、遅くまで(といって7時半だけれど)寝ていて、おきだした。
さあ、今日は何しようか。昨夜フロントで仕入れたブロシャーをチェック、でも、心定まらず。まずは、町に買い物にいって、目星を付けておいてから、フェリー埠頭にいって、対岸のDevonportにわたってみた。古い町並み。また、Victoria山に上って、Aucklandを見渡した。天気がよくて、ここ数日の肌寒い気候とは打って変わった感じであった。
夕食は、ホテル近くの先日の「老四川酒家」にいった。今日も中国人の団体が押し寄せて、にぎわっていた。主人によれば明日は日本の観光客の団体がくるという。
五香豆腐(これまた、今ひとつ。塩辛い。できたら豆腐干絲を使ってほしかったけれど)
麻婆豆腐(この麻婆豆腐は、今ひとつ。花椒をつかっていないので四川の感じがしない)
インゲンの素揚げの豚肉と黒ごまの炒め物(先日食べたもの)
東野 圭吾、2002、『私が彼を殺した』、講談社(講談社文庫)
加賀恭一郎刑事が登場する推理小説。犯人候補の三人の一人称で書かれる章が繰り返される。犯人候補者の主観で書かれることになるので、とにかくよくわからない。最後は、『どちらかが彼女を殺した』と同じく、関係者がすべて集まり、様々などんでん返しの証拠が披露されるなか、加賀が「犯人はあなたです」と宣告する。でも、犯人の名前は書かれていない。
袋とじの「推理の手引き」が付されていて、悔しいことながら本編を読んだだけではよくわからないので、袋とじを開いて読んでみた。しかし、残念ながら、「手引き」を読んだだけではわからない。本書をもう一度読みなおすことになる。
なんかちょっと、フラストレーションがたまる。
2008-12-13 15:38:40 |
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今日は、学会の最終日。もうだいぶ参加者が散っていって少なくなってきている。残っている知人たちに挨拶の一日。
夕食は、O'Connell Streetの先にある9月にもいった"Melrot Wine Cafe"にいく。
ムール貝のフリッター
豚バラ肉の炭火焼
今夜のフリッターはちょっとインスピレーションを受けた。日本だと多分、お好み焼きの気分で、あさりのむき身を使って作ればいいのではないか。オリーブオイルとバターで両面を焼いて、下にクレソンを敷いて、マヨネーズソースで食する。
また、豚バラ肉も皮付きでこんがりと焼いて、アリオリソースで食す。添えているのはゆでたジャガイモとタマネギ。とてもシンプルでおいしかった。
今日の学会は、朝一番の8時半から、オーストラリアの恩師に捧げるセッションが夕方まで続く。自分自身発表はしないが、ずっと発表を聞く。それにしても、なれない英語で、頭が飽和状態。
ともあれ、我々の仲間の発表も無事に終わって、18時頃からキャンパスのバーで知人たちとビールを一杯。公式レセプションに登録していなかったことを幸いに、抜け出して、一人町に出る。
キャロル・キングのアルバム「タペストリー」が流れ、クラシックな建物で天井が高く薄暗いセッティングのレストラン、"Wine Chamber Restaurant"。学会のレセプションディナーだったが、パスをして一人ここにきたのだが、そのかいがあったというものだ。悪くない。先日の"O'Connell Street Bistro"の筋向かい。
羊のチーズとローストしたグリーンアスパラガスのサラダ
ラムラックと水菜のサラダ
ここもおすすめ。
Wine Chamber restaurant: http://www.winechambers.co.nz/menu.htm
午前中、オークランドのマオリ研究センターに行って、紹介と短い情報交換。
今日は学会のなか日で、午後はツアーが組まれている。午前のセッションだけで終わる。招待講演を聞く。その後、学会の書籍コーナーと、大学の本屋に行って本をあさり、アルバート・パークを横切ってダウンタウンに行く。
エリオットホテル(エリオット通り)に隣接したクラシックなフードコートで、昼食に、トルティーヤとムール貝のエスニック味を食べる。その後、ショッピングと本屋あさり。
旧知のオーストラリア人研究者らと晩飯にいくということになり、玄関に集まった。10人になるという。彼らが当初考えていたところは人数が多すぎてうまく予約がとおらなかったので、じゃ、この2年目をつけている「老四川酒家」がいいのではないかと、彼らを誘った。予想通りのなかなかであった。我々以外の客はすべて中国人。
メニューのすべてを覚えていないのだけれど、
インゲンの素揚げごまよごし
ブルーコッドの香味姿揚げ
家鴨の香味素揚げ
牛肉、エビ、豚肉、それぞれの四川料理風味の料理
東野 圭吾、2000、『嘘をもうひとつだけ』、講談社(講談社文庫)
加賀恭一郎刑事が登場する短編連作。加賀刑事が犯人を追いつめていく。
推理小説は、どうも一気に読みたくなるというのが欠点かもしれない。
2008-12-10 05:00:05 |
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