映画「美しき冒険旅行(Walkabout)」

この映画の主人公のひとり、「アボリジニ少年」のデービッド・ガルプリル(Devid Gulpilil)には、1985年6月に民博での研究公演(ラマンギニング・ダンスグループのメインダンサー)の時に出会ったことがある。つくば万博のオーストラリア・デイに関連しての来日だったそうだ。その後、いつだったかシドニー・ブリスベン間の航空便でたまたま見かけたこともある。いずれの時も、オーラがキラキラ輝いていた。
ガルプリルはオーストラリアで知らぬ人はいないアボリジニの映画俳優でありダンサーである。彼が初出演したのが本作のようだ。このDVDのボーナストラックに主演の「少女」を演じたジェニー・アガター(Jenny Agutter)のインタビューは素晴らしいが、ジェニーはガルプリルの人となりやアボリジニの生き様についてよく語っている。また、本作人についての監督のニコラス・ローグ(Nicolas Roeg)との出演に至る経緯に語っていて、これも、本作品の理解の助けとなる。
本作品は、少女と大人の女、子供の成長、白人の生き方とアボリジニの生き方、白人社会と周辺に生きるアボリジニの白人社会についての考え方、白人から見たアボリジニ観、白人から見た自然観等、様々なポイントでの視点で鑑賞すると、ますます興味深いことだろう。ぜひ見てもらいたい。
ついでに、邦題がどうもねえ。
ガルプリルはオーストラリアで知らぬ人はいないアボリジニの映画俳優でありダンサーである。彼が初出演したのが本作のようだ。このDVDのボーナストラックに主演の「少女」を演じたジェニー・アガター(Jenny Agutter)のインタビューは素晴らしいが、ジェニーはガルプリルの人となりやアボリジニの生き様についてよく語っている。また、本作人についての監督のニコラス・ローグ(Nicolas Roeg)との出演に至る経緯に語っていて、これも、本作品の理解の助けとなる。
本作品は、少女と大人の女、子供の成長、白人の生き方とアボリジニの生き方、白人社会と周辺に生きるアボリジニの白人社会についての考え方、白人から見たアボリジニ観、白人から見た自然観等、様々なポイントでの視点で鑑賞すると、ますます興味深いことだろう。ぜひ見てもらいたい。
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