おかもとまさこのごはんBLOG

管理栄養士/国際薬膳師 岡本正子
食べものと食べ方で人生は変ります。
おいしく食べて幸せになるお手伝いをします。

『薬膳を楽しむ会』陰虚の薬膳

2018年09月21日 13時52分22秒 | 薬膳講座
薬膳を楽しむ会、今年度は体質改善をテーマにしています。
今回は「陰虚」。
陰陽バランスが崩れ、「陰」が不足すると、ほてりや熱感が出てきます。
更年期の女性にも多く見られる症状です。

作ったものは。
  
・黒米ビネガーご飯

・ホタテの茶碗蒸し

・いかときゅうりの炒めもの

・にんじんとセロリのラペ

・白きくらげ入り牛乳かん

◆こんな薬膳処方で。
 慈陰作用のあるものを用いますが、養血作用があるものも使います。
 内熱の症状があることが多いので、清熱のものも使います。
 
◇食材
 慈陰 黒ごま 黒豆 牛乳 豚肉 ホタテ貝
 補血 にんじん ほうれん草 小松菜 落花生 ぶどう レバー イカ
 清熱 セロリ きゅうり トマト メロン マンゴー 豆腐

多種類の材料です。
   

会員の方が、ほてってるのは、エネルギッシュで元気なことだと思っていたとおっしゃっていました。
血虚(貧血)が進むと陰虚の症状がでてきます。
体内の血、精、津液などの陰液が不足している状態です。

今日の皆さま。年を重ねても大変お元気なのは、運動や食べ物にとても気をつけておられるからですね。





ぴんぼけ、ごめんなさい。

いただきます。
  
お茶は、水出しの緑茶。清熱作用があり、熱感があるときはいいです。
今日は肌寒い日でしたので、温かい黒豆茶も作りました。黒豆も慈陰の作用があります。

朝から雨。帰り道の木々が雨に濡れてつややかでした。
  
               

コメント
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