Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

秋湿(あきじめり)

2017年09月23日 12時08分45秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 予報どおり朝のうちに雨はあがった。夜中雨の音で目が覚めてしまい、とうとう寝付いたのは4時過ぎ。8時過ぎに起こされた時は熟睡していた。夜中は雷も遠くで鳴っていた。
 朝は涼しいというよりも寒いくらいである。最高気温が22℃まで上がるというが、「そんなに上がるかな」と思う。

 午前中は退職者会の事務を少々。思い通りにプリンターがセットできずイライラ。1時間かからないはずの作業に3時間かかってしまった。
 ということですっかり草臥れてしまった。

★ひとりごと言うては答ふ秋湿り    深谷雄大

 秋湿(あきじめり)という季語は、本日のように夕べからの雨の湿気がそのまま残っているような気象をさすのであろう。冷え冷えとして湿気があると、気分は下向きである。
 「圧力、圧力」と政権中枢も、マスコミも「力」の外交を煽るだけ煽っている。当然国民は不安や不満が鬱積する。「力」による政治が行われるとき、人々は不安や不満を他の人に向けて転化する。矛盾を他に向ける。それは自分が優位に立てると思う人々に向かう。政治の中枢にいる人間がそのようなことに思いをはせることができないことが一番の不幸である。
 政治をめぐる暗澹とした空気がこの秋湿りの天気にさらに覆いかぶさっている。嫌な秋となったものである。


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