強風・雷・注意報が出ている。神奈川県東部は波浪警報になった。
風はますます強まり、12時半には瞬間最大風速が21.2mの南南西の風となっている。最大風速も11.8mと私が目覚めたころよりも2m以上も強まった。
気温も昨日の予報では17℃の最高気温となっていたけれども、12時半で205℃と、4月上旬並みの気温である。
雨は1時間ほど前から再び降り始めた。
南側の窓枠だけでなく、北側の窓枠もガタガタと揺れている。外に出ようとしても傘はほぼさすことはできない。帽子も飛ばされる。ものが飛んでくる。
外をしばらく眺めていたら、鳩の番が欅の大木の根元で仲良く並んでいた。鳩の後ろから牛乳パックの空容器が飛んできて、危うく2羽にぶつかりそうになった。鳩は飛び去ったが、そんな程度ではカラスやトンビ、猫に襲われて命を落とす羽目になるぞという教訓を学んでほしい、と思いながらも笑ってしまった。
年寄りの余計な一言をいつものとおりに。危機に学ばない人間、学べない人間も多い。危機のときほど、人間性が現れる。危機に前向きに対処して、評価を上げる人のほうが少ない。いくらマニュアルを作っても、自分の頭で考えていない限り、的確な対処はできない。組織の責任者こそ、肝に銘じてほしいものである。トップの決断が遅ければ遅いほど、組織の被る傷は深く致命的になる。