Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

三陸海岸の日没

2018年01月29日 22時59分40秒 | 山行・旅行・散策
北リアス線に乗ったのが16時33分。あっという間にあたりはすっかり暗くなった。冬とはいえ暗くなるのがあまりに早い。三陸は西に北上山地が控え、海岸に近いところまで迫っている。知識として知っていることと、体感することとの差をあらためて認識した。
横浜にいて日の沈む西の丹沢や富士は遥かに遠い山である。仙台に住んで西の蔵王も遠い。しかし三陸では西に山が迫っている。夕焼けを見る暇もなく夜である。
あの東北の震災時、3月、日没は私の体に染み込んだ体内時計とは違う厳しさのなかで人々は夜を体験したということに思い至った。体感してみないと本当のことはわからない。災害は現地で判断しなくてはいけないのだ。
そんなこと考えながら、宿に隣接する小規模な漁港に打ち寄せる波を見、音を聞いている。


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