Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

読了「犬の記憶」

2022年08月10日 21時15分10秒 | 読書

   

 昨日「犬の記憶」(森山大道、河出文庫)を読み終わった。

「訪ねてきた多くの町々と回想のなかの街々。それぞれが映しあって、新たなる光の記憶として再生され、さらにそれがまた次なる光と記憶の覚醒を求めて予感しつづけていく。それらすべての光と記憶の循環を収斂する唯一の地点は〈歴史〉である。写真は光の記憶と化石であり、そして写真は記憶の歴史である。」(光の神話)



 本日からは、「犬の記憶 終章」を読み始めた。読んだ量はわずかだが、冒頭の第1節「パリ」だけの印象であるが、楽しみである。「犬の記憶」よりもこちらの「犬の記憶 終章」の方が、文章はこなれてきて、読みやすいように思える。



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