明日も今のところ特に予定は入っていない。本日断念した読書を湿度の高い午前中に家にいて、「日本美術の歴史」(辻惟雄)をじっくりと、午後からは出かけて「万葉の時代と風土」(中西進)をコーヒーを飲みながら読むこととしたい。
月曜日以降はまた忙しくなり、読書もままならないかもしれない。
さて暦上は二十四節気の寒露、8日から22日まで。「冷たい露の結ぶ頃。秋も本番。菊が咲き始め、山の木々の葉は紅葉が始まる。稲刈りもそろそろ終わる」というが、露はのぞむべくもない。
家の近くの焼き鳥店は、25席ほどの小さな店だが、着いたときは席がいくつか残っており、すんなりと入店できた。しかし30分もしないうちに満席となった。子ども連れはいなかったが、老若男女ともども大人のにぎやかさであった。
宣言が解除され、来店者が元に戻ってきたのであろう。私どもが帰るまで満席状態は続いており、厨房は大忙し、といったところであった。会計は、二人で5000円にならずに済んだ。
夜空は、厚い雲で覆われ、星空は望むべくもない。雨が落ちてこないのが、不思議なほど雲の色も黒っぽかった。
昼間の私一人の行動では、いろいろとめぐり合わせはよくなかったが、夕食時には挽回できたのかもしれない。
明日の朝まで湿度が80%を超えるほど高いけれども、雨が降る予報にはなっていなかった。降らないで欲しいものである。
オンライン講座終了後、昼食は昨晩のおかずの残りで済ませて横浜駅まで遠まわりでウォーキング。
いつもの喫茶店で読書と思った瞬間に隣に声高の女性4人組が陣取り、とてもではないが、読書タイムとはならなかった。
外のテーブル席に移動したら、隣のサラリーマンがやおらノートパソコンをカバンから取り出し、カチャカチャとキーボードをたたき始め、さらに携帯で大声で離し始めた。その煩いこと、店内の女性4人組よりも煩いしせわしない。とうとう本を放り出して、店を出ることにした。
近くの別の喫茶店は満員で座れず、3軒目も席がなかった。
こういう日ばかりではないが、たまに巡り合わせが悪い日もあるのであろう。読書は断念し、地下街で百貨店やら家電量販店、スーパーなどの酒類販売コーナーを物色しながら時間をつぶして帰宅。お酒も目当ての神奈川県のお酒は販売しておらず、がっかり。
本日は何事もうまく行かない日のようである。妻はこれから近くの焼き鳥店に行きたいと言っている。私はこんなにめぐり合わせが悪い日だとは伝えていない。店に行って満員であったりしたら、それこそ最悪の日である。しかし妻の期待を断れない。