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Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

本日は旧暦の七夕

2020年08月25日 22時45分21秒 | 俳句・短歌・詩等関連

 本日は体調を考え用心のため、夜のウォーキングないし散歩は中止。
 とはいえ本日は旧暦の七夕。一応団地内で夏の大三角を長めにこれから団地内を歩いてみることにした。木星と土星が南西に傾き、火星が東の空から昇ってきているはずである。さそり座のアンタレスはもう沈んでいるはずである。位置的に北の方向が見えないのが残念。カシオペア座を久しぶりに見たいのだが‥。

★希ふこと少なくなれり星祭            品川鈴子
★青電に間に合ふ星の別れかな           伊丹竹野子

 第1句、年齢とともに願いは少なくなるのか、はたまた家族が増えて多くなるか、それともいろいろとあるが、「健康」という言葉に集約されてしまうのか。もともと願い事を短冊に書く習慣がない。正月に神社に行っても願い事はない。何事につけ、神頼みや他人任せは嫌いである。こんな私ははて、もしも願い事をどうしても書けと言われたら、何を書こうか。
 多分「神頼み」などがない世界になりますように、というのが願いといえば願い。神がいれば、怒るだろう。仏がいれば無視されるであろう。家族も呆れている。
 第2句、青電は終電の一つ前の電車。恋人同士、離れがたく終電の一つ前の電車に間に合ったのだろうか。終電の赤電よりも一つ前、というのがこの句の眼目。現在なら始発になってしまう二人かもしれない。これ以上は言わないほうがいいだろう。

 明日は午後から組合の事務所にて会議。1時間前後、ひょっとしたらもっと短時間で終わる会議のはずであるが、終了後は少々事務連絡と事務作業に携わることになりそう。
 午前中はその準備の続きを少々と読書タイム。


雲の峰

2020年08月25日 20時41分53秒 | 俳句・短歌・詩等関連

 胃部の痛みはひいたので、本日の昼はホットドッグなどを食べてみた。15時に帰宅後ねっとりとしたプリンを食べてみた。これらが少々早すぎたようだ。16時ころから胃のあたりが重苦しくなった。
 病院で処方されて服用していなかった胃薬と吐き気を抑える薬を服用して、1時間ほど寝た。夕食は再びお粥にしてもらった。今のところ胃のあたりに違和感はない。

 病気のひとつひとつの症状が気になる。ことさら重大に考えて落ちこむというのではなく、体のひとつひとつの違和感との対話に神経が集中するようになった。現役で働いている間は、俗事に紛れて忘れているような自分の体との対話、それに敏感になってきた。ひとつひとつの体の変化に敏感になっている。

★わがゆくてわれにも知れず雲の峰    川上梨屋
★死の如し峰雲の峰かがやくは      飯島晴子

 入道雲=積乱雲を山にたとえるのが「雲の峰」という季語である。入道雲はもくもくと湧き上がるので、躍動感があり力強さや生命力の旺盛なさまに使う場合が多い。ここでは、生命力あふれる状態が制御不能ないし不安感に繋がる句(第1句)や、反対に死をイメージした句(第2句)を取り上げてみた。
 第1句、気力が横溢していたり、あるいは気力を振り絞った場合でも、見えない未来は不安でもある。若い時にはなおさらである。しかしここでは雲の峯は明るいものを暗示しているようである。若さは羨ましい。
 第2句、冒頭から「死の如し」という断定である。後光とも違うと思う。死後の天国や浄土や極楽などのイメージとも違うようだ。かがやいている死のイメージ。決して否定的ではない。静かにおさまっている。どのような心境で、どのようなイメージなのか、いろいろと考えさせてくれる不思議な句であると思った。

 


まだまだ夏の雲

2020年08月25日 11時34分14秒 | 俳句・短歌・詩等関連

 午前中は退職者会の関連の事務作業をいくつか。退職者会ニュースの9月号は入稿が終り、校正刷りの完成待ちなので、本日は30年記念誌の原稿を少しばかり手直し、新しい原稿を貼り付けて、打ち出しをしてみた。明日の打合せや役員会での検討の素材にしたい。

 昼からは久しぶりに妻と出かける予定。先週の火曜に二人で出かけて昼食後に別行動をしてからおかしくなった。本日は昼食後も幾つかの買い物に付き合うことになった。

 先週ほどの猛暑ではないが、それでも暑い。昨日の昼間も入道雲が多数浮かんでおり、躍動感たっぷりの夏の雲であった。ひとつだけ下部が黒っぽい入道雲があり、また一雨来るかもしれないと心配したが、予報は外れでホッとした。
 本日も同じような天気、昨日よりも高温になるとの予報である。まだまだ夏の雲。秋の落ち着いた高層の雲が主流にならない。

★屋根なくて円柱立てり夏の雲      鷹羽狩行
★雲の峯いよいよ雲の力で立つ      鷹羽狩行