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Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

12万人が国会正門前を埋め尽くす

2015年08月30日 23時04分11秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
★毎日新聞は以下のように伝えている。
<安保法案抗議集会>国会議事堂取り囲み「戦争法案反対!」(毎日新聞) 15:51
 参院で審議中の安全保障関連法案に反対する市民らの大規模な抗議集会が30日、東京・永田町の国会議事堂周辺であった。学生や子連れの親、戦争を知る高齢者など、世代や立場を超え危機感を持つ人々が正午過ぎから国会を取り囲み、「戦争法案反対」を訴えた。
 市民団体「戦争をさせない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」の主催する「国会10万人・全国100万人大行動」の一環。同団体の呼び掛けで29、30の両日、抗議の集会やデモが全国47都道府県の計300カ所以上で開かれた。同法案を巡る抗議集会としては過去最大規模とみられる。

★朝日新聞は以下のように伝えている。
 参院で審議中の安全保障関連法案に反対する市民によるデモが30日、東京・永田町の国会議事堂前や周辺を埋めた。主催者発表によると、参加者は12万人で、安保法案をめぐる抗議行動では最大。参加者が歩道からあふれて、警察側が車道を開放した。市民らは国会議事堂を真正面に見据えた車道に帯のように広がり、雨の中、「戦争法案廃案」「安倍政権退陣」と叫び続けた。
 国会だけでなく、霞が関や日比谷周辺まで、プラカードやのぼりを持った人たちであふれた。警察関係者によると、国会周辺だけで約3万3千人。
 主催したのは、平和運動を続けてきた市民らでつくる「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」。5月に立ち上がった都内の大学生らがつくる「SEALDs(シールズ)」のほか、大学教授や研究者らの「学者の会」、子育て世代の母親の「安保関連法案に反対するママの会」など、この夏に次々と出来た団体が加わり、ともに声を上げた。

 国会の正門前の車道を埋め尽くしたのは、1960年の安保闘争依頼55年ぶり。しかも今回は道路幅が3倍になってから初めての快挙。警察も手をこまねいて、車両を放置して退散するしか出来なかったようだ。永田町駅の出口の前も規制は出来ず、そのまま放置せざるを得なかったようだ。
 私の撮影した写真であるが、すごい人の波であった。私は正午から16時まで、永田町駅出口と憲政記念会館の近くの桜田門の間を3往復してみた。ものすごい人の波をかいくぐりようやく退職者会の面々と合流できた。



 この写真はツィッターより。

「戦争体験者のお話を聞く会」、とぎれとぎれの感想

2015年08月30日 10時23分24秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 昨晩の「戦争体験者の話を聞く会」は50人ほどの参加者で、なかなかいい話を聞けた。横浜大空襲時に小学校高学年だった方の被災体験、最後の特攻隊として辛うじてたまたまのめぐりあわせで出撃を免れた方の体験の話を聞いた。会場からも体験談を話した方もおられた。
 また大勢の参加ではなく、膝を交えるような小集会形式であったのが好ましく感じた。
 政治党派が主導権を持った集会では議論の方向が決められかねない場である。もちろん主催者の思いはいろいろあるのだろうが、それが前面に出なかったことが良かったようだ。
 横浜大空襲の模様や被災者の体験談はいろいろな冊子やパンフレットになっているが、それは目に触れやすいところには出回っていない。もったいないような気がする。
 被災体験者の高齢化が進み、このようにじかに肉声を聞く場面はどんどん失われていく。

 いづれにしろいい企画だったと思う。