ついにオープン!
ボクが杭州に来たのは3年前。
その年の秋にはすでに改修が始まっていた。
そのため、正式に中にはいることはできなかった。
(1度、改装中にそこの人の取り計らいで見学させてもらいましたが)
何が、というと、杭州碑林が。
もともと、ここは孔子廟。
その中に杭州碑林と呼ばれる碑石を集めた展示場がある。
ここが改修工事のため、3年間閉鎖されたままだった。
だから、歴史系の知人が来ても紹介することができなかった場所。
そこがなが~い改修工事を終え、ようやく一般公開に。
いやあ、綺麗になっていたよ。
改修中は、なんだか雑然としていたけど、大成殿もとても立派で。
ああ、大成殿というのは、お寺でいうところの本堂みたいなもの。
孔子さんなり何なりが、祀ってあるところなんだけど。
(ちなみに、大成殿に入ったら是非天井をみるべし。素晴らしい装飾画が復原されているから)
さて、自分的にここの目玉はなんといっても
「銭元瓘墓石刻星像図」という天文図。
五代時代呉越国の第二代国王銭元瓘の墓の天上に描かれたもの。
後晋の天福6年(941)に刻されたものだという。
これは蘇州にある天文図よりも早い時代のもので、世界的にも非常に貴重。
それが、きちんと、余すところ無く、公開されている。
バシバシバシバシと写真を撮りまくってしまったよ。
その他には、南宋太学の石経。
簡単にいうと、石に刻まれた儒教経典(四書五経)なんだよね。
石経といえば西安碑林博物館にある唐開成石経が有名だけど、
実はここ杭州にも残存しているのです。
全部で85石で、
『周易』『尚書』『毛詩』『春秋左氏伝』『論語』『孟子』『中庸』が残っており、
まあ、西安のような規模はないけど(西安は壮観ですらある)、
それでも、貴重であることは間違いない。
これらも余すとこなく、ばっちりと展示されている。
とまあ、ボクのようなものにとっては垂涎の場所なんだけど、
そんな場所でも、杭州ルールに則って、入場料はタダ!!
そして、写真ももちろん撮り放題!!
さらに素晴らしいのは、
何と図録も売っている。
中国は意外と図録がないことが多いんだけど、
ここはきちっと石刻版・大成殿の装飾版と二種類ある。
もちろん、迷わず両方とも購入しましたよ~。
前者は200元(定価380元)、後者は100元(定価200元)。
いやあ、なんかまた行っちゃいそう。
*写真は、タイトルの文章が入っている部分。
ボクが杭州に来たのは3年前。
その年の秋にはすでに改修が始まっていた。
そのため、正式に中にはいることはできなかった。
(1度、改装中にそこの人の取り計らいで見学させてもらいましたが)
何が、というと、杭州碑林が。
もともと、ここは孔子廟。
その中に杭州碑林と呼ばれる碑石を集めた展示場がある。
ここが改修工事のため、3年間閉鎖されたままだった。
だから、歴史系の知人が来ても紹介することができなかった場所。
そこがなが~い改修工事を終え、ようやく一般公開に。
いやあ、綺麗になっていたよ。
改修中は、なんだか雑然としていたけど、大成殿もとても立派で。
ああ、大成殿というのは、お寺でいうところの本堂みたいなもの。
孔子さんなり何なりが、祀ってあるところなんだけど。
(ちなみに、大成殿に入ったら是非天井をみるべし。素晴らしい装飾画が復原されているから)
さて、自分的にここの目玉はなんといっても
「銭元瓘墓石刻星像図」という天文図。
五代時代呉越国の第二代国王銭元瓘の墓の天上に描かれたもの。
後晋の天福6年(941)に刻されたものだという。
これは蘇州にある天文図よりも早い時代のもので、世界的にも非常に貴重。
それが、きちんと、余すところ無く、公開されている。
バシバシバシバシと写真を撮りまくってしまったよ。
その他には、南宋太学の石経。
簡単にいうと、石に刻まれた儒教経典(四書五経)なんだよね。
石経といえば西安碑林博物館にある唐開成石経が有名だけど、
実はここ杭州にも残存しているのです。
全部で85石で、
『周易』『尚書』『毛詩』『春秋左氏伝』『論語』『孟子』『中庸』が残っており、
まあ、西安のような規模はないけど(西安は壮観ですらある)、
それでも、貴重であることは間違いない。
これらも余すとこなく、ばっちりと展示されている。
とまあ、ボクのようなものにとっては垂涎の場所なんだけど、
そんな場所でも、杭州ルールに則って、入場料はタダ!!
そして、写真ももちろん撮り放題!!
さらに素晴らしいのは、
何と図録も売っている。
中国は意外と図録がないことが多いんだけど、
ここはきちっと石刻版・大成殿の装飾版と二種類ある。
もちろん、迷わず両方とも購入しましたよ~。
前者は200元(定価380元)、後者は100元(定価200元)。
いやあ、なんかまた行っちゃいそう。
*写真は、タイトルの文章が入っている部分。