蛇口が取れた

4年半の杭州生活を終え、ついに帰国。現在、中国人化後遺症に悩まされ、好評リハビリ中。

海鮮料理は飲み物です

2009-07-11 12:29:38 | 中国・その他地域
んなわけねえだろ。
(ただし、ウガンダが言う「カレーは飲み物」だけは納得)

さて2日目。
夜更かししてたにも関わらず、早起き。
その理由は、今回の旅行の最大の目的地へ向かうため。

バスに揺られること2時間。
バスは船着き場に到着。
そう、今回は船に乗り島に渡ったのであった。

南麂列島
緯度はほぼ沖縄本島と同じ。
東南に下ると台湾にたどり着く位置。
そこが、今回の目的地。

温州市の南に位置する平陽県から船に乗り、
船に文字通り揺られること1時間半で島に到着。
上陸してまず感じたことは、
この島は、どういうわけか磯の匂いがしないこと。
理由はよくわからないけど、海の匂いがしない。

上陸した島は列島の中では大きい方だが、
それでも、大して大きい島ではない。
稼ぎ時が7月と8月だけというのだから大変だ。

もの凄いスピードで走るマイクロバスに乗り宿へ。
普通なら山道はクネクネしていて気持ち悪くなる時があるのだが、
そんなことを感じさせないぐらいすんごいスピードで走る。

宿について食事をしてちょっと休んでからビーチへ。
ボクは水着の用意をしていなかったのだが、
宿で売っていたので出発直前に購入した。
20元(300円くらい)のどうでもいいデザイン。
もちろん、泳ぎ終わった後速攻でゴミ箱にポイ。
物を大切にしない反環境保護派の典型的な人物。

ビーチはそれほど広くはないが、
人間もそれほど多くないので、気にならない。
水は波が少々荒いせいか、濁っていてよく見えない。

いやあ、久しぶりに泳いだよ。
しかも、海でなんて。
海の水ってやっぱりしょっぱいね。

ところで、中国人って泳げない人が多い。
今回行った同僚の中でも何人かはカナヅチだった。
海を見るのも初めて、っていう同僚もいた。

周りが海に囲まれていて、
なおかつ小学生の時から授業でプールで泳いでいた日本人にとっては不思議かもしれない。
だけど、大陸人にとってはむしろこれが普通なんだよね。
「島国日本」っていうのを、こういうところからも感じ取れる。

夜は食事の後、島内散策へ。
ビーチまで歩いていき、しばらく海を眺めていた。
ちょうどこの日は満月で、とても美しい夜だった。
ただ、ビーチでは野外カラオケバーが出現していたけど。

その後、数人の同僚とビーチ近くの店で海鮮料理を食べまくり。
出発時に添乗員が「ビールと海鮮料理は合わないから飲まないで!」
っていうわけの分からないことを言っていたが、
そんなことはシカトして、ビールを飲みながら食べまくり。
とっても下らない話をしながら飲みまくりの食べまくり。

いやあ、おいしかった。
身のつまったカニは25元だし、
カキなんて一皿わずか10元なんだよ。
調子に乗って3皿も頼んでしまった。

とても楽しく気持ちのいい夜だった。

翌日は島内の公園を見学してから、帰宅した。
もちろん、1時間半の船+6時間のバスに揺られて。


*写真は公園にあった岩。パンダに見えるでしょ。

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