蛇口が取れた

4年半の杭州生活を終え、ついに帰国。現在、中国人化後遺症に悩まされ、好評リハビリ中。

中国では臨機応変が身上さ

2009-06-06 01:50:44 | 杭州・杭州周辺
とはいえ、
モノには限度ってものがある。

先日、ジムに行った時のことである。
いつものように、様々な器具を使って汗を流していた。

最近は天気がいいととても暑い。
これはもう夏だってくらい暑い。
この間乗った同僚の車の中は44度だった。
ここはエジプトか?ってぐらいな夏度100%。
サザンを聞いて海にドライブな夏が来ている。

というわけで、ジムで流す汗も増えてきている。
ちょっと軽く動いただけで汗が流れてくることもある。

だから、終わった後のシャワーは欠かせない。
シャワーの爽快感を考えただけで嬉しくなってくる。
たぶん他のみんなも同じ気持ちだろう。
奇妙な感じの一体感がそこには!!

・・・生まれてはいないな。
そりゃ大げさだ。

そんなことはともかく、
ボクはシャワーが楽しみ。

先日、いつものように終わってシャワーへ向かおうとすると、
来たばかりの人に声を掛けられた。

「あれ、今日、断水だよ。シャワー浴びれないよ」、と。

え?
ええ?
聞いてないよ~。
なんだよそれ~。

どうやら、後から来た人たちには入り口のところで「断水」を告げているようだが、
ボクが来た時にはそんなことは一言も言われなかった。
見るとボクと同じようにシャワーへ向かい戻ってきた人がいる。
どうやら彼もボクと同様に情報弱者だったようだ。
一瞬合う目と目。
その瞬間情報弱者である我々の間に目に見えない強い絆が!!

だから、生まれていないって!

渋々、汗を軽くふき取って着替えて外に出た。
確かに、入り口で新たに来た人には「断水」を伝えていた。

しばらくすると、携帯にメールが届いた。
今行ったばかりのジムからであった。

「本日は断水ですので、そのつもりで」

・・・・・

遅いよ。