蛇口が取れた

4年半の杭州生活を終え、ついに帰国。現在、中国人化後遺症に悩まされ、好評リハビリ中。

微妙な人たちの宴

2009-06-02 02:25:58 | テレビ・映画
いやはや微妙だ。

台湾ドラマ『放羊的星星』を観た。

主人公(男;林志穎)は大金持ちのボンボンで次男。
彼はF1レーサーなのだが、いろいろあってフランスから帰国。
しかし帰国してみると元カノがあろうことか自分の兄貴と結婚するってことに。
しかも、実家の宝石店が経営危機を乗り越えるために、
死んだ母親の形見である宝石を持ち出して融資をもらおうなんて計画が発覚。
怒った主人公はそれをまんまと奪い取り、逃走を図る。

その逃走途中で、主人公(女;洪小玲)とぶつかってしまう。
しかもひょんなことから、この二人が一緒に逃走することに。
この女主人公、実はもともと詐欺師で服役を終えたばかり。
しかし、そうこうしているうちに二人は恋に落ち・・・・。

まあ、簡単に言えば身分違いの恋物語。
それに当然、元カノ、兄貴、さらには彼らの親などなど
様々な人が絡み合い、くんずほぐれつの物語進行。
涙あり、笑いあり、怒りありのがちゃがちゃした進行。

にしても、微妙だ。
何がって、登場人物が。
どうみてもすんごいイケメンじゃない。

男主人公はTOKIOの山口くんにどことなく似ている。
横顔のときに、時折見せる二重あごがまた似ている。
他に、大スターの役で出てくる俳優も微妙すぎる。
歯並びが役者にしては悪いし、
正直言ってあんまりイケメンじゃない。

女優人だってそうだ。
女主人公もなんだかのっぺりしている。
プロポーションだってよくはない。
劇中で「飛行場」って言われているし。
トリックの山田奈緒子を思い出してくれれば問題ない。

元カノもひどい。
なぜあれを取り合う。
ちっとも良さが分からない。

う~ん、台湾人好みなのか、
はたまた、台湾人でもだめなのか。

判断に困るところだが、
話はそこそこ面白いので許したる。